成果を出すには、数字を把握して、読み解いて、行動を考える。
仕事でもなんでも『数字』で考えることは、とても大切です。
数字を把握していない。。。
営業職のとき、何においても数字で把握するのが当たり前でした。
売上とか、予算とか、他にも担当件数とか、売れている商品の昨対比とか。
そうした数字を把握していなければ、仕事になりません。
そりゃあそうですよね。
例えば、その月の売上予算を把握していなかったら、どうでしょう?
担当件数を把握していなかったらどうでしょう?
売れている商品や、営業日数や使えるお金を把握していなかったらどうでしょう?
ゴールである『数字』を把握していないということは、ゴールすら把握せず、ただただ日々眼の前の仕事に取り組むことになります。
あいまいな表現の行く末。
しかし、あるとき『数字』を把握しなくても事が足りてしまう部署と仕事をしたとき、大きな違和感を感じました。
仕事で打合せをしていると、「できるだけ頑張ります」、「結構良いですよ」、「かなり悪いんですよね」といった言葉が出てきます。
『数字』を把握しないで目の前のことに取り組んでいると、何がいけないのでしょうか?
目の前のことを一生懸命頑張れば、結果は後からついてくる!という考え方もできるのに。
ただ、そういったスタンスで、上手くいっている人をあまり見たことがありません。
多くの場合、数字を把握していないと、感覚で話すようになります。
例えば、「昨年より結構売れているんですよね。」とか、「売上、かなり悪いんですよね。」とか。
これだと、何がどれくらい良くて、何がどれくらい悪いのか、よくわかりません。
よくわからないということは、何から手をつければよいのか、優先順位がつけられません。
優先順位がつけられないということは、効果的な打ち手が打てず、有限である時間だけが過ぎていくということです。
数字で把握して、次を考える。
ただ、逆に『数字』だけを把握していても困ります。
「売上は、昨年同月比で95%で推移しています!」という数字を把握していることは良いんです。
しかし、それに対して何もなければ、「・・・で、どうしたら良いの?」となりますよね。
それが良いのか悪いのか、良ければ何が良いのか、悪ければ何が悪くてどうすればいいのか、ということは自分で考えて、実行しなければなりません。
数字を把握して、それを読み解き、次のアクションを考える。
それができて、はじめて成果を能動的に組み立てられるようになるわけですね。
●「マーケティングをやらないと。。」と思ったらお声掛けください●
*ご自身のマーケティング戦略を考えたい、マーケティング知りたい、はじめたい!という方のためのサービスです!
↓Kindleで本を出版してみました↓