「あなたは、どういう貢献できますか?」と聞かれたら。

投稿者: | 2019年5月11日

「あなたは、どういう貢献できますか?」と聞かれたら。

とある人から、「仮に私たちのチームに来たら、どういったカタチで貢献していただけると思いますか?」と聞かれました。

「・・・どういったカタチ??」と困惑するボク。

こんなとき、どう答えたら良いのでしょうか?

まずは前提の確認。

この質問に答えるには、前提を確認することが必要です。

貢献をするということは、相手があり、目標があるハズですよね。

なので、まずは貢献の前提である目標の共有が必要です。

どういった目標を掲げているのかを確認して、それに対して自分ができることを考えれば話がスムーズです。

それがわかっていなければ、自分が得意とすることやできることばかりを話してしまうことになります。

目標に合わせて、自分の経験や知恵を整理する。

目標が共有できれば、その目標を達成するために、自分の中で何が役立てることができるかが見えてきます。

その目標をどういう風に達成するのか、そのための条件に自分のスキルや知恵をどう活用するのか。

例えば、今のボクの会社では『オムニチャネル戦略』が核に座っています。

その目標の要件は、ECをつくって、アプリを作って、WEBマーケティングをかけて、顧客統合するためのCRMを構築して、MAを活用して、店舗、営業、ECで価値を提供するというもの。

その中で、CRMをつくったことがあるな、MAを運用に乗せたことがあるな、みたいに、目標に合わせた自分の経験や知恵を整理してみることが必要です。

どういう貢献ができるかを編集する。

目標が共有をして、改めて自分の経験や知恵を整理できたら、最後は自分の編集します。

例えば、相手の目標が「WEB・デジタルマーケティングを強化したい!」ということであれば、強化するために必要なWEBサイトの再構築、そこにのせるSEO施策、広告運用はもちろん、その延長線上にあるCRMの構築や運用、MAの活用の経験があることを伝えて、その中で貢献できることを編集して伝えることができます。

すると、相手は、自分たちの戦略の中で貢献してもらえることがイメージしやすくなり、「おお、それはぜひ加わってほしい」と思うわけです。

これは、営業でも同じですね。

自分のできることや得意なことをベラベラ話すのは気持ちが良いかもしれませんが、貢献するならば、まずは相手のことを理解することが大切です。

 

 

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