息子の反抗期の対応。
先日、ご多分に漏れず我が家も子どもたちの教育についてヨメと議論になりました。
ヨメの大上段から正論を振りかざしてくるのに対して、防戦一方のワタクシ。
あまり口出ししたくないボクですが、一度息子とキチンと話すことにしました。
ヨメとのいざこざ。
ヨメの主張は、「来年高校受験を控えているのに、ちゃんと勉強しないし、整理整頓ができていないし、テレビやゲームばっかりしてるし、言うことを聞かない。そもそも、パパがipadなんて持っているから誘惑が多くなって、こうなるんだ。」と。
・・・なるほど、ボクのipadの管理方法がひとつの原因になっているわけね。
個人的には、まあ、わからんでもないけど、そこも含めて痛い目をみたり、ちゃんとやっておけばよかったと後悔したりしながら、自分で「ちゃんとやろう!」と思って、自分を制御して成長していくものだと思っていたので、あまり口出ししないようにしていました。
結局、困るのは息子本人だし、本人がやる気にならない限りは何を言ってもムダだし。
と言っても、全くの放任をしているわけでもなく、事あるたびに最低限の話はしていますが、ヨメからするとボクのやり方ではご納得がいかない様子で。。。
息子の悩み。
ということで、息子に「ちゃんとやる」ために話をしました。
その話は、「将来困るのは、お前だぞ!この時期遊ぶのを我慢して勉強しないと、受験に失敗するぞ!ちゃんとやれ!」とビシッと話して・・・いません。
こんなことは本人もわかっているだろうし、ボクが強制的にやらせることになってしまうので。
それよりも、こんな話をしました。
ボク「最近、勉強どう?」
息子「別にない。」
ボク「部活はどう?」
息子「別にない。」
ボク「恋の悩みとかは?」
息子「別にない。」
・・・なんて無反応!
ちょっとした反抗期!
イラッとしますが、なかなかおもしろいですよね。
しばしの沈黙の後、息子が口を開いたと思ったら、「ママからなんか言われたんでしょ?別にちゃんとやってるし!」といった感じです。
なるほど、ちゃんとやらないといけないことは理解しているようです。
そこで、ちょっとだけ質問の角度を変えました。
ボク「なんか困ってることとか悩みとかあるの?」
息子「別に。」
ボク「まあ、言わなくてもいいけど、言うと楽になることもあるかもよ」
息子「言っても何も変わらないよ」
お、反応が変わった!
悩みがあるということがわかり、うれしいものです。
ボク「変わらないなら、ためしに教えてよ。」
息子「・・・。離任式のスピーチの練習と、部活と、勉強。」
おおお、息子が自ら悩みを語りだしたんです。
ボク「ふむふむ、どんなことで困っているの??」
聞くと、離任式のスピーチの練習では教えてくれている先生に「気持ちがこもっていない」と怒られたと。
部活は、やる気のないメンバーがいて、せっかくコーチに来ていくれている大学生に申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、自分ではどうすることもできない、と。
勉強は、社会で低い点数を取ってしまい、どうやって勉強したら良いかわからない、といった感じでした。
そして、そうしたいろんな悩みもあって、勉強しなきゃいけないけど手につかない様子。
悩みが出れば、ひとつひとつ、息子なりの課題解決方法を聞いて、整理していきました。
頭の中を一緒に整理する。
いろいろ話していくと、息子も、今の悩みについてそれなりの解決方法を整理できた様子。
ボク自身も息子が手助けしてほしいところを理解できました。
そして、今後はある程度の強制力を持つ環境にするため、息子とのルールをつくって、そのルールをキチンと守っているか、守れないならば修正を加えていくことで合意しました。
いろんな悩みや、勉強量が一気に増えて、どうしたらよいかわからなかった息子には、自分の頭の中の整理整頓が必要だったんですね。
「なんでやらないの?受験でしょ!しっかりしなさい!」というのは簡単ですが、なかなか思う成果にはつながりません。
令和元年、ちょっとだけ、父親らしいことができたかもしれません。
●「マーケティングをやらないと。。」と思ったらお声掛けください●
*ご自身のマーケティング戦略を考えたい、マーケティング知りたい、はじめたい!という方のためのサービスです!
↓Kindleで本を出版してみました↓