意識をしないと何もできなから、意識するための仕組みが必要。
よく「意識をしましょう。」と言われます。
意識をするとは、どういうことなのでしょうか?
まずは意識しないと何もできない。
普段の生活でも、仕事でも「もっと意識をしましょう。」みたいなことを言われることがあります。
例えば、「挨拶をするときに相手を見て大きな声で爽やかに挨拶することを意識しましょう。」であったり、「使わない部屋の電気は、ちゃんと消すように意識しましょう。」であったり。
こうしたことは誰もできることですが、そもそも意識に挙げないとできないものですから「意識しましょう!」と言われるわけです。
カラーバス効果。
実は、人間は意識しているものだけを見たり、やったりしているんですね。
例えば、「今見えている景色を10秒見てください。」と言われたあとに、「赤だったものは、何がありましたか?」と聞かれたらどうでしょう?
きっと、赤のものは目には入っていますが、ほとんど覚えていないのではないでしょう。
逆に、景色を見る前に「赤を意識して10秒見てください。」と言われれば、赤のものの情報は記憶に残っていると思います。
心理学では「カラーバス効果」と呼ばれます。
意識するための仕組み。
よっぽどのことで無い限り、自分にとって良い効果をもたらすことは、意識してやろうと思えば誰でもできるものですが、実際にやるか否かは別問題です。
前述の挨拶であったり、電気を消すというのは、やったほうが良いし、やろうと思えば誰でもできること。
ただ、意識はしているけど「自分はそんなことはやりたくない」という意思を持っていたらやらないものです。
意識をした上で「やりたくない」からやらないという選択肢があっても良いとは思います。
しかし、自分は「逓増する人生を歩みたいから、そうした良いことは意識してやりたい!」と思うのであれば、「意識をすること」を「無意識に生成してくれる仕組み(習慣)」が必要なのだと思います。
例えば、ボクは「朝、着替える前にマッパで体重計に乗る」ことを義務付けていますが、そのことで体重と体脂肪を否応なしに目にすることで、食事や運動への意識が働くといったようなものです。
「意識しよう」ではなく、「意識をするための仕組み」が大切です。
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