マネジメントとマネージの違い。
マネジメントの意味を改めて考えてみると、マネージャーの取るべきスタンスが見えてきます。
マネジメントと言うと。
管理職やマネージャーと言うと、『管理する人』というイメージを持つ人が多いと思います。
そうすると、その管理職やマネージャーの仕事は、マネジメントを行うこと=管理をすることになります。
自分の部下がいて、その部下たちの行動を管理して、問題があれば修正をかける。
きちんとルールを守っているか、期限や約束は守っているか。
管理をすることがマネジメントと捉えているので、どちらかというと「コントロールをする」といったイメージになります。
マネージとは。
一方で、マネジメントと関連する言葉で『マネージ』という言葉があります。
「マネージしよう」みたいな形で使われることがあります。
その場合、どんな意味を持っているのでしょう?
『マネージ』の意味を調べてみると、「なんとかする」と書かれています。
つまり、マネージするとは、「問題や課題をなんとかする」ということなんです。
マネジメントの「管理」や「コントロール」といった意味とは、ちょっと違いますよね。
「なんとかする」とはどういうことか。
ということは、マネージャーは、もちろん「管理」や「コントロール」も必要だと思いますが、「なんとかする」ために動くことも仕事です。
むしろ、「なんとかする」方が大切な仕事です。
ゴールを達成するために”なんとかする”ために動くことが必要です。
例えば、ゴールが達成しにくいボトルネックを探り、仮説を立てて、PDCAを回す。そのために、現場でメンバーの意見をきちんと聞いて、課題を探る、であったり。
課題を解決したり、壁を突破するために、メンバーを育てたり、関連する部署や協力会社にお願いをしたり。
ゴールを達成するための前提を変えたり、仕組みをガラッと変えたり。
そうした「なんとかする」ことがマネージャーの仕事だと考えると、いつも椅子に座って重箱の隅をつつくような管理ばかりをしているのは明らかにおかしいことがわかると思います。
なるほど。
大局観を持って、課題を解決するために、”なんとかする”。
そしてためにームメンバーから力を引き出し、活躍できる環境をつくる。
それこそがマネージャーの仕事であり、マネージすることです。
管理職やマネージャーのあなたは、きちんとマネージしていますか?
ちなみに、「もしマネージできていないな。。」と感じるならば、HIGH OUTPUT MANAGEMENTがおススメ。
メンバーの最高の業績を引き出す環境をつくることから始めてみてはいかがでしょう?
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