考えるを考える。
若い頃、先輩から「ちゃんと考えろ。」と言われました。
そのとき、自分では考えているつもりでしたが、先輩からは「ちゃんと」考えていないように見えていたわけです。
そこで、考えるを考えてみました。
考えているようであまり考えていない。
パスカルさんも「人は考える葦である」と言っているように、人は考えることができます。
では、今日、一体何をどれくらい考えましたか?
こう聞かれると、「・・・えっと、何を考えたっけ?」となるのはボクだけでしょうか。
パッと思いつくことといえば、何を着ていこうか、何を食べようか、洗剤切れそうだったかな、卵切らしたな、クローゼットを片さないとな、など。
「あれ?あんまり大したことを考えていないんじゃない??」と思ってしまいます。。。
一人で考える。
考えるためには、考えるための方法があると思います。
ただ考えようとしても、何からどうやって考えて良いかわかりません。
そのために、考えるためのフレームワークのような分析や意思決定、考えを整理する枠組みがあるんですね。
例えば、ビジネスをやっていれば聞いたことがあると思いますが、MECEや3C、SWOT、5FORCEなど。
ビジネスの問題や課題を整理することを考えるときに、こうしたフレームワークを使うと考えがまとめやすくなります。
フレームワークを使えば、一人で時間を取って、深く考えることができます。
人に話す。
ただ、ボクの場合は一人で考えることでの限界を感じます。
フレームワークを使って考えを整理しようにも、同じようなことを考えてしまい、堂々巡りになってしまうことがよくあります。
なぜなら、自分の思考の中の表面化されている範囲でしか考えられないからですね。
考えているつもりだけど、実は同じようなことを同じように考えているから、一向に解決策が見つからない。
そして、結局「ま、とりあえず頑張るか。」となることもしばしば。
それを解決するには、人に話すことが大事です。
人に話す場合、自分の考えていることを明確に言語化して、相手に伝えます。
すると、あら不思議、なぜか一人だと気が付かなかったことに気が付くことがあったり、また相手から質問をされることで、新たな切り口に気が付くことがあります。
ということで、「考える」ためには、フレームワークを使って一人で考えることと、人に話を聞いてもらうことが良いかと。
一日の中に、そうした時間をどれだけ取っているか、意識するところから始めたいと思います。
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