マーケティングオートメーションに取り組んで、良かったこと、困ったこと、やりたいこと。

投稿者: | 2019年4月2日

MAに取り組んで、良かったこと、困ったこと、やりたいこと。

 

昨年、一昨年とマーケティングオートメーションに取り組んできましたが、個人的に感じた良かったこと、悪かったこと、やりたいことをまとめてみました。

MA(マーケティングオートメーション)に取り組んで良かったこと。

MAに取り組んで良かったことは、大きくは2つ。

一つ目は、マーケティングのプロセスを可視化できたこと。

聞くと、これができていない会社がとても多い(ボクのところも含む)ようです。

プロセスと呼んでいるのは、集客して、見込客になってもらい、複数のタッチポイントで接触し、自分たちの定義する優良客になっていただく道のりです。

よく『カスタマージャーニー』と呼ばれますね。

ボクが営業をしていたころもそうですが、「オレの背中を見て、学べ」的に個人商店的に属人化しているところが多いようです。

それをキチンと整理し、プロセスをフェーズ毎に整備することで、メンバーや部署間で共通言語として機能し、課題を見つけやすくなります。

二つ目は、自動化ができることがわかったこと。

プロセスを整理し、分岐を明確にすることで、MAの真髄である自動化が可能になります。

「自動化することで、効率的に顧客にアプローチして、売上がカンタンに伸ばせるようになって良かった!」ということではなく、「自動化できる=曖昧さを無くせる」というところに価値があります。

曖昧さを無くせるということは、コンスタントに平均点を超えることが出来て、成約の確度が高まる土台が作れるということになります。

確度の高い土台の上でオリジナリティを出すことで、成果の出やすい状態が作れます。

MAで困ったこと。

逆に、困ったこと。

一つ目は、ツールがたくさんあって困ります。

MAツールを導入しようとして調べてみると、ピンからキリまでたくさんあります。

それぞれに、良いところ悪いところがあり、自分たちに合う合わないがあります。

ボクは今まで3つのMAツールに触れていますが、どれも一長一短があります。

個人的には、小さく始められて、柔軟性があって、フォロー体制がしっかりしていて、インターフェイスがわかりやすいツールがおすすめです。

二つ目は、データがないことにあとから気がつくこと。

やりたい施策をするために、顧客をセグメントしようとすると、「その条件を満たすためのデータがない!」なんてことがあります。

そのデータを取得しようとすると、莫大な改修費用がかかったり、設計思想的にそもそもできないこともあります。

三つ目は、シナリオを見直さなくなる。

これは、完全にボクの怠慢です。。。

MAでシナリオを作るまでは良いんですが、一度シナリオを走らせるとなかなか見直しができません。

本来はA/Bテストを繰り返し、PDCAをグルグル回して、最適解を見つけることをするのが理想です。

しかし、大きなインパクトがあることを求めて、小さな改善を怠ってしまうんです。

そして、小さな改善をしなくとも自動で回ってしまうので、定期的に見直しする時間を強制的にとる機会を作らなければなりません。

MAでやりたいこと。

で、MAに取り組んでみてわかったMAでやりたいことが見えてきました。

それは、オンラインとオフラインを組み合わせることです。

MAというと、ボクのイメージではデジタルの中での動きでしか捉えていませんでした。

しかし、顧客に価値を提供するには、オンラインに加えて、オフラインも重要。

だから、オンラインとオフラインのコンテンツを整理した上で、MAを活用し、価値を提供していきたいと思うわけです。

さて、今年度はMAを使ってマーケティングを進化させていこうと思います。

 

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