オムニチャネルの行く末。

投稿者: | 2019年3月28日

オムニチャネルの行く末。

 

オムニチャネルに取り組み、すでに2年以上が経過。

たくさんの人のおかげでそれなりの成果が出ていて、今後もそれが加速するために方向性を正したり、施策を打っています。

オムニチャネルが上手くいっている会社は少ない。

数年前から『オムニチャネル』というキーワードがさけばれて、多くの卸小売業が取り組みました。

やれ顧客の一元管理だ、やれ在庫の一元管理だ、やれECサイトを強化しようなどなど。

そのためのシステムをいろんな会社が提供し、それぞれの会社がオムニチャネル化を進めています。

しかし、ボクの体感知ではトーンダウンしてきています。

その理由のひとつには、オムニチャネル戦略を推し進めても、上手くいっていない会社が多いからだと思います。

上手くいっている会社の代表。

そんな中で、オムニチャネルが上手くいっている会社もあります。

と言うより、「自分たちの考えるオムニチャネルの正解」に近づけていると言った方が正しいかもしれません。

それは、オムニチャネルの成功というのはどこも模索中なので、これからそれぞれの業界や会社で正解が出てくるのだと思います。

で、上手くいっている代表的な会社は、個人的には「お値段以上」の家具N社さん。

N社さんは、郊外型の大型店舗から、都心に出店が多くなりましたよね。

坪数でいくと、300~500坪くらいでしょうか。

そして、売場にはひとつの変化があります。

それは、PCがたくさんあること。

代表的な商品は売場にあるけど、そこに置いていない在庫や商品ラインナップはPCで見るようになっています。

さらに、レジでは必ずアプリを勧めて、店舗ではできない体験を提供しようというのが読み取れます。

それでいくと、GUの原宿店もそうですね。

自分たちのオムニチャネルが上手くいっている理由。

そんな中で、ボクがいる会社も『オムニの勝ち組』になろうと必死です。

ただ、ボクたちにはシッカリとした勝算があります。

それは、【部門の連携】です。

ここを押さえていないと、オムニチャネルを掲げたところで継続的に上手くいくことはありません。

お客さまにとってシームレスにサービスや体験を提供するには、まずは社内でもシームレスなオムニチャネル化が必要になります。

その上で、一丸となって価値を提供できるようにすることが”成功へのカギ”になります。

そこを履き違えてしまうと、、、システム作って目も当てられない状態になってしまうと思います。

 

 

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