自分で考えて、自分で決断して、自分から行動しているか。
仕事をする上で、自分の考えを持って行動することは大切です。
しかし、主体性を持ってできている仕事はどれくらいあるのでしょう?
ちょっとした違和感。
営業の頃、部下のA君にこう聞かれたことがありました。
「この案件、どうすればいいでしょうか?」と。
ここでボクは、違和感を感じ、「どうすれば良いのかを考えるのも仕事でしょ?」と思いました。
一年目の新人ではなく、ある程度の年数を重ねているのに、自分で考えることをしないのはちょっとマズいです。
まさかの放ったらかし。
そこで、その部下A君に聞いてみました。
「A君は、どうすれば良いと思うの?」
すると、「こうすればこうなるし、ああすればこうなるし、でもお客様はこう言っているし・・・」とブツブツ言っています。
結局「もう少し考えてみます。」となり、その場は終わりました。
そしえ、その後なんの報告もなく、気がつけば、その案件は放ったらかし。
疑問に思って本人に聞くと、「いや、相談したけど明確な答をもらえなかったので、どうしたら良いかわからず放っておきました。」と。
なんとファンタスティックな答。。。
ボクとのやり取りの中で、行間や背景を自分で読み取り、自分なりの方向性ややり方を考えてみることをせずに、放ったらかし。
さらにその原因は、相談したけど答を教えないボクのせいになっていたわけです。。。
その思考習慣では。
これはボクにも原因があるだろうし、部下A君が良い悪いの話がしたいわけではありません。
事実として、自分で考えず、誰かに決めてもらい、言われたから行動するような人に、仕事をお願いする奇特な人は、ビジネスの世界にはいないんです。
ということは、その思考習慣では、仕事もチャンスも巡ってこないし、誰でもできる仕事しかできなくなります。
そして、なんとかもらえていた仕事があったとしても、誰でもできる仕事がゆえに、何かあればコストの安い方に取って代わられてしまいます。
仕事は自分で考えて、自分で決断し、自分から行動しなければいけません。
一朝一夕には身に付けられない思考習慣ですが、仕事では絶対に必要な思考習慣ですね。
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