取り組むからやる気が出る。
娘の今の目標。
それは『くもんで2学年先の課題を完了する。』です。
2学年先の課題を完了すると、トロフィーみたいなものがもらえるからです。
難問に出くわた娘。
そんな目標を掲げている娘。
日々くもんに取り組みますが、やや難しい問題に出くわす場面が増えてきました。
難しい問題を見ると、娘は反射的に「あ~こんなの絶対に解けない!」と口にします。
それを聞いたヨメは、チャレンジしてみようとする前から諦める娘に「やる前からそんなこと言わないの!そう言ったら、わかるものもわからなくなるじゃないの!」と正論をぶつけます。
しかし、娘はさらにやる気をなくし、「やってないし、絶対ムリだし。」とふてくされ始めます。
こうなってしまうと、ヨメと娘を包む空気は険悪なものになります。
仕方なく、ボクが娘に「問題を解こう!」と思う気持ちへと誘い、解き方のヒントを担当することになります。
気持ちの立て直し。
まず、「やってないし、絶対ムリだし。」とふてくされている娘の気持ちを立て直さなければなりません。
誰に似たのか頑固なので、ここが一番労力がかかります。
「ゴチャゴチャ言わずに、やれ!解くまで終わらないからな!」と怒ってやらせるのは、比較的カンタンです。
しかし、それでは関係性や今後の拡張性が無いので、できるだけ自分の気持ちを立て直せるように働きかけます。
それは、こんな感じです。
ボク「絶対に解けないんだよね?」
娘 「うん、絶対にムリ!」
ボク「じゃあ、この問題のここだけの計算(式を分解して、カンタンな足し算にした部分)はできる?」
娘 「そんなのできない!」
ボク「そうなんだね。一年生でやった足し算だけど、できないんだ。」
娘 「できなくはないけど、やりたくない。」
ボク「そっか、できるけどやりたくないんだ。ってことは、できるんだね!良かった!」
娘 「そんなカンタンな足し算ならできるに決まってるじゃん」
ボク「絶対にムリ!って言ってたけど、解けるんだね!すごい!」
といったような流れにすると、娘は仕方なく取り組み始めて、取り組む中で気分が盛り上がってくるんですね。
取り組むからやる気が出る。
問題の全体を見ると、とても難しいように見えます。
しかし、その問題を分解してみると、意外なほどにカンタンなことがあります。
なので、娘には、「「できない」と思ったら、まず分解をしてみて、分解したものをどんな順番で計算するかを考えようね。解決の糸口が見えると、気分も盛り上がってくるよ。」と伝えています。
やる気があるから、問題に取り組めるのではありません。
問題に取り組んでみて解決の糸口が見えるから、やる気が出てくるんですね。
これは、わかっているけど、大人でもなかなかできないことですが意識しておきたいものです。
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