マーケティングの定義を書き換えました。
先日、マーケティング師匠Sさん(ボクが勝手にそう呼んでいる)の話を聞いていて、ハッとさせられました。
人を喜ばせるのがマーケティング。
Sさんは、15年前に当時ありえないと言われた300円のご当地ラーメンを世に出したり、今でこそコンビニの棚にふつうに並んでいる春雨スープで350億円の新規マーケットなど、いわゆるマーケットを創造できるお方。
で、ボクは勝手に師匠と崇めています。
先日、いろんな話をお聞かせいただいた中で、印象に残ったのがこの一言。
「人を喜ばせるのが、マーケティングだよ。」と。
・・・深い、深すぎる。
世の中的には、データを使って、分析して、PDCAを回せば、効率化、最適化につながって、ビジネスは上手くいくというのが一般的。
ボク自身も、オムニチャネルやら、WEBマーケティング、デジタルマーケティングでKPIを設定するのが大事とか言ってるけど、そんなのは表面的なものです。
もっと深いところで、「なんのためにビジネスをするの?」と言えば、自分が喰っていくためという側面もありますが、その本質は『人に喜んでもらうため』です。
どうしたら人に喜んでもらえるか。
では、どうしたら人に喜んでもらえるのか?
そのヒントは、困り事にあります。
実は、ビジネスは、困り事の解決です。
困り事は、世の中に五万とあります。
その困り事を解決するのは、データ分析だけではわかりません。
実際にその困り事を持っている人に話を聞いて困り事の本質を探ったり、自分でやってみて感覚を体験したり、他の何かと組み合わせることで新しい解決方法になるというのは、AIではできないこと。
困り事の解決は、データ分析より、人を観て、感じて、いろいろものと組み合わせて解決方法を考えることが大事です。
まさにクリエイティブであり、マーケティングの本質です。
マーケティングの定義の書き換え。
ということで、今までのボクの中での「マーケティングとは常連さん作り」という定義が、「マーケティングとは、人を喜ばせること」だと書き換わりました。
人を喜んでもらうためには、常日頃からそんなことを考えている状態であることが必要です。
データではなく、困り事の生の声、心の声を聞くことで、その本質を探る。
そして、その本質を解決する方法を組み立てて、みんなが喜んでくれる仕組みを黒子のように創り上げるのがマーケティングです。
そんな仕事で、たくさんの人に喜んでもらえたら最高ですね。
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