気が付かないうちにチャンスをつぶしていないか。
よく「チャンスが欲しい」「チャンスがもらえない」と言う人がいます。
しかし、実はチャンスはあるのに、自分で潰しているのかもしれません。
仕事の依頼をしてみたものの。
先日、とある担当部署のAさんに仕事をお願い事をしました。
すると、「その仕事は、私はやったことがないのでできません。」とのこと。
仕方がないので、「そしたら、この目的を達成するには、誰に何をどうやってお願いすればいいの?」と聞いたんです。
「私はやったことがないから、わからないです。」とのこと。
もちろん、ボクの依頼方法が悪かったのかもしれないし、その人はボクのことを想ってあえて「わからない。」と言ってくれたかもしれません。
どちらにしても、Aさんが悪いわけではありません。
「仕事は、自分が知っている範囲のことで完璧にできることしかやらない」という思考にちょっとだけ問題があるんです。
かと言って、そこで諦めるわけにもいかないので、自分で勝手にあの手この手でアプローチをすることにしました。
すると、トントン拍子に話が進み、その領域の会社の人と仲良くなれました。
そして、目的は達成できたし、さらに思いがけない次の展開も期待できるまでになりました。
実は、それがチャンスだったかも。
さて、このAさん。
わからないならわからないなりに自分なりに考えて、自分でやってみたら、どうだったでしょう?
もちろん、最初の見立てのようにうまくいかないかもしれません。
しかし、ボクがわからないなりにやってみてた結果上手くいったように、Aさんも上手くいったかもしれません。
さらに、その過程での経験や思いがけないチャンスが巡ってきたかもしれません。
そう、つまりは実は大きなチャンスだったかもしれないんです。
少なくとも、ボクにとってはAさんが断ってくれたことで、次の仕事へのチャンスが生まれました。
わかりにくいチャンスほどおもしろい。
チャンスというのは、実はとてもわかりにくいものがあります。
「これ、チャンスですよ」と教えてくれるチャンスがチャンスと思っているうちは、きっとチャンスには恵まれません。
こう思っている人の多くは、お膳立てしないと仕事ができないタイプ。
そして、そういう人ほど「チャンスがほしい」「チャンスがもらえない」と言う傾向が多いです。
ボクもそうだったので、よくわかります。
「そんな無茶ブリ、ムリっしょ」ということこそ、実はとても大きなチャンスかもと思える思考が大事ですね。
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