母親の頑固さに潜む希望的観測思考。
私事ですが、母親が体調を悪くし、しばらく入院していました。
その母親を見ていて、思ったことがあります。
母の希望的観測思考。
母は良くも悪くも、頑固です。
自分が”こうだ”と思ったら、その考えをなかなか曲げません。。。
それでいて、「自分はものすごく柔軟な考えを持っている。」と思っています。
今回も、その頑固さが生み出す希望的観測思考が仇となって、アブナイ状態になりかけました。
ビバ希望的観測。
母の頑固思考なるものは、ものすごく前向きな希望的観測をする思考。
今回もお医者さんとこんな話になったそうで。
医者「またこの状態が起こる可能性が高いので、すぐに手術をしましょう。」
母親「起こる可能性が高いということは、起こらない可能性もありますよね。なら、手術はやりたくないです。また起こるようには思わないんです。」
医者「いや、起こらないかもしれませんが、起こったら死にますよ(そこまでハッキリ言っていないと思う)」
母親「絶対に起こるんですか?起こらないかもしれないんですよね。だったら、手術したくありません。」
医者「いやいや、一度起こっているので、起こる可能性の方が高いんです。起きたら、死んでしまう可能性がものすごく高いんですよ。」
母親「自分の体は自分がよく知っているので、起こらないと思います。」
・・・おお、ビバ希望的観測。
なんという無謀な前向きさ。
そして、母は手術をしないことにして帰ってきたんです。
それを聞いたボクは、困り果てました。。
希望的観測の取り違え。
この母の気持ちも、理解できなくはありません。
麻酔をして、体にメスを入れるのは怖いし。
自分に都合の良い部分だけを切り取り、希望的観測でモノゴトを判断するチカラは必要です。
ポジティブといえば聞こえはいいですが、この考えは無謀です。
なぜなら、手術をしなければ、常に命の危険にさらされているわけですから。
最悪のケースを考えて、できることに手を打って、その上で楽観的に考えることが大切です。
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