チーム内の人事評価をするときに思うこと。
チームメンバーを評価するとき。
メンバーはみんな優秀なので、その評価自体も難しいですよね。
チームでの評価の考え方。
どこで読んだか忘れてしまって申し訳ないんですが、こんな考え方を聞いたことがあります。
評価の観点は、シンプルにその人個人の『能力』とその人の『周りに対する影響』とします。
『能力』は、仕事を遂行する個人の力。
『周りに対する影響』は、その人が与えるチームメンバーへの影響力です。
その2つの観点で、チームの中においての個人の評価をするというものです。
能力が高いAさんと能力は低いBさん。
その観点に沿って、メンバーが10人いるチームのAさんとBさんの評価をするとします。
Aさんの『能力』は、80点と高得点。
一方で、自分に関係のない雑務はやらなかったり、不平不満ばかりを言ってメンバーの士気を下げるようなことをしていたとすると『周りに対する影響』はマイナス5点とします。
メンバーは10人いるので、『能力80点』+『周りに対する影響:マイナス3点×10人分』で、総合点は50点となります。
一方のBさん。
『能力』は50点と平均的。
しかし、いつもメンバーに気をつかい、仕事をしやすい環境を作ることに努力をしているので、『周りに対する影響』がプラス2点とします。
そうすると、『能力50点』+『周りに対する影響:プラス2点×10人分』で、総合点は70点。
総合点を比べると、能力が高いAさんより、メンバーへの好影響がチームの総和を引き上げているBさんの方が評価は高くなります。
チームでの仕事は。
もちろん、この評価の仕方がすべてではないし、会社毎に考え方があると思います。
しかし、チームで仕事をするならば、こうした考え方はとても重要です。
会社で仕事をするということは、自分だけ良ければいいという考えは通用しません。
ましてや、チームにどういう影響を与えるかを考えない言動はよろしくありません。
チームで仕事をするならば、個人の能力での底上げも必要、それに加えてチームの総和を引き上げるために自分に何ができるのかを考えて行動することが重要ですね。
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