娘のおかげで、クロールが若干速くなりました。
先日、娘と近所の区民プールへ行きました。
そのときに娘からもらった『パパとプールに行けるチケット(?)』です。
娘が一緒にお風呂に入ってくれるのも数えるほどしかないことに寂しくなっていたボクですが、こんなチケットを持って「プールに一緒に行こうよ」と誘ってくれることに感動しました。
行きつけのプール。
で、早速、娘の行きつけ(?)の区民プールへ。
入場券の買い方やロッカーの場所がつかめておらずあたふたしているボクを差し置いて、娘は勝手がわかっているのでスイスイと中へ。
懸命に娘についていき、着替えてプールに入ると他にもお父さんと来ている小学生が二組ほど。
そのお父さんたちは、ボクのようにプニュプニュ体系ではなく、キチンと引き締まったマッチョ系。
帽子やゴーグル、海パンもそれなりのスペックで、「もっと腕を伸ばして!こう!」みたいに子供たちに熱烈指導をしている姿にちょっと圧倒されたボク。
ボクは何をかくそう、背泳ぎは真っすぐ進めず、バタフライはなぜか後退してしまうし。
かろうじて自分でできると思っているのは、クロールモドキと平泳ぎモドキのみ。
まあ、小学生が「プール、行きたい」と言えば、ちょこっと泳いで、ちょこっと褒めて、ちょこっと遊ぶくらいだから、泳げなくても問題はないハズでした。
娘の意味する”プール”とは。
そんなボクに対して娘は、こう言ってきました。
「じゃあ、アップでビート板バタ足5往復ね。」と。。。
・・・ビート板でバタ足?
娘はひとりでスイスイやり始めたので、ボクも見よう見まねでとりあえずやってみるも、ビート板は沈むし、前には全く進まない。。。
そんなお父さんを見た娘は「仕方ないから、足は使わずにクロールと平泳ぎの腕の練習しよう。」とメニューを変更。
・・・しかし、それもできないボク。
娘のお父さん想いのメニューにもついていけず。。。
そう、娘の考えていた”プール”は、今風に言うとガチで泳ぐことだったんですね。
水泳教室に通っている娘からすると、プールは遊ぶところではなく、とにかく泳ぐところなんです。
娘ながらに、尊敬します。
結局、「じゃあ、クロールで5往復しよう。」と娘の中では妥協のメニュー。
しかし、1往復の50mで撃沈したボクを見て、娘にこう言われました。
「・・・クロールの泳ぎ方が、おかしいよ。」と。。。
娘からの熱烈指導。
そこから、周りはお父さんが娘に指導している中、ボクたち親子は娘がお父さんに教える構図でクロール熱烈指導が始まりました。
娘は、どこにおかしさを感じて、どうしたら良くて、こうしたらもっときれいに泳げて、速くなるのか。
それを、どんな順序で、どんな表現をすればボクが理解できるのか。
そんなことを考えながら、手取り足取り、一生懸命に教えてくれます。
おかげさまで、娘に教わる前よりも、ラクに泳げて、若干速くなりました。
娘もご満悦の表情になり、父親としては嬉しい限り。
ただひとつ言えることは、ボクは娘に教わっていながらも、実は”娘に指導させること”で、相手に伝えるための方法を教えているわけです。
ゴールは何で、今はこうで、ゴールを達成するにはこうして、ああしてを相手にわかりやすい順序と表現を使うことの大切さを指導していたんです。
・・・ただの負け惜しみですけどね。
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