コンテンツマーケティングで迷走していた自分。
先日、ブログを書いていて、コンテンツマーケティングの取り組み方で気がついたことがあります。
コンテンツマーケティング?
ECの領域にいると、毎日のように「コンテンツマーケティング、超大事!」という発信を目にします。
その理由は、集客にあります。
お店でも、ECでも、まずはお客様に来てもらわなければなりません。
そのために、認知をしてもらい、想起してもらい、行動してもらうことが必要。
で、まずは認知をしてもらうために、お金を払って広告を出す人が多いです。
ただ今の時代、ネットで検索したときに自分たちのサイトが表示されれば、広告費もかからんし、自分たちのサービスに興味が高いお客さんが来てくれる可能性が高いよね~、しかも一度作ればネットで検索されればずーっと流入をしてくれるから最高の資産だよね!と考えるわけです。
そして、こぞって「よし、コンテンツをつくろう!」という流れになっているんです。
コンテンツをつくってみると。
コンテンツマーケティングに妄想を膨らませた会社は、「コンテンツをつくろう!」と意気込み、「お金を払ってやるのも何だから、とりあえず自分たちで作ってみようぜ!」となるケースが多いです。
そして、いろんなサイトのコンテンツを見て「ふむふむ、こんな感じに書けばいいんだな」と学び、自分たちが取りたいキーワードを洗い出し、キーワードのボリュームを調べて、書いてみると「なにこれ、超ムズカシイ」となります(というか、ボクがそうなりました。)
仕方ないのでコンテンツマーケティングをしている会社に相談をします。
すると、「カスタマージャーニーを引いて、ユーザーが抱えている課題を明確にし、その解決方法を整理しましょう。」という当たり前のことを再確認することに。
そして、「確かに、コンテンツを書くときにキーワードから考えるよりも、ターゲットとする人を明確にしてからキーワードを抽出し、その人たちが抱えている課題を整理することが大事だよね!」と気がつきます。
そこからさらに頭に汗をかいて、カスタマージャーニーをひいて、課題を明確にして、キーワードも洗い出し、コンテンツ作成会社にお願いしてコンテンツを書いてもらうと、SEOも効いて、そこそこ見た目も整ったコンテンツが仕上がってきます。
「よーし!これで、バンバン集客できるぞ!」と喜びますが、、、実はここでまた課題にブチ当たります。
コンテンツマーケティグの罠。
検索ボリュームのあるキーワードを施してSEOを効かせたコンテンツを体よくつくって、流入も増えてワーイワーイとなりますが、多くのユーザーさんは、そのコンテンツをサラッと見て「はい、さようなら」というケースが激的に増えます。
いわゆる離脱が一気に上がります。
とあるアパレルの会社さんも、コンテンツマーケティングをするためにコンテンツを量産したけど、結局中身が薄い=自分たちがお付き合いしたいユーザーが来てくれない、いわゆる一般的なコンテンツばかりになってしまい、やめてしまったそうです。
それよりも、自分たちの得意な分野で、自分たちならではの視点で、自分たちをさらけ出すようなコンテンツの方が、数は少なくてもパンチ力があるんです。
平均点で口当たりの良い男より、何かに秀でていて抜けてる男のほうがモテるようなもの。
なので、ボクたちのコンテンツもそういった方向に舵を切ることにしました。
さて、どうなることやら。
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