デジタルとリアルの温度差があるのはなぜ?
ちょっと前まで、ボクの周りの業界では「オムニチャネル化」が騒がれていました。
しかし、今は少しトーンダウンしています。
それは、みんなが「オムニチャネルって当たり前だよね」という認識が浸透し、試行錯誤しながら懸命に取り組んでいるからです。
リアルとデジタルの溝。
当たり前ですが、今やデジタル化の流れは止められません。
しかし、多くの会社では、なかなかデジタルにシフトができません。
その理由の多くは何でしょう?
- そもそも『デジタル化』の意味がわからない。
- 「『デジタル化』をして何か良いことあるの?めんどいし。」という人が多い。
- 自分の身の回りの『デジタル化』の流れを肌感覚で感じていないから、環境変化に気がついていない。
- 目の前の仕事でいっぱいいっぱい。
などなど、どれが良くてどれが悪いという話ではなく、リアルの現場からしたら「よくわからないし、面倒くさそうだから、やりたくない。」というのが本音です。
ボクも数年前まで営業職で、現場第一で動いていたのでこの感覚はものすごくよくわかります。
さらに、現場で声の大きい方がデジタル化の重要性を理解できないとすぐに頓挫します。
整理整頓ができていない。
では、どうやって進めたらいいのでしょう?
リアルの現場の「よくわからないし、面倒くさそうだから、やりたくない。」という考えをもう少し掘り下げてみると、その裏側にはひとつのキーワードが出てきます。
それは、【整理整頓】です。
デジタル化を進めるには、「うまい具合にやっておいて!」というわけにはいきません。
ボクも営業のときは、困ったら「うまい具合にやっておいて!」と良い、出来上がってきたものに対して「なんでこうなるの?ちゃんと考えてよ」と文句をつけるという最低極まりないことをしていたことがあります。
目的はコレ、目的を達成した状態の要件はコレ、そのためにコレが必要で、コレは要らない、ただしこの場合はこう、みたいなことを決めなければなりません。
言われてみれば当たり前ですね。
しかし、リアルな現場ではそうしたことが明確になっておらず属人化し、業務が複雑になっています。
つまり、整理整頓ができていないんですね。。。
デジタル化の一歩は、整理整頓。
現場の努力が成果に結びつきやすくする環境にするために、デジタル化は必須です。
ただ、デジタル化を妨げているのは、”ごちゃごちゃになっている現状”です。
ということは、まずは整理整頓から始めることが良いですね。
現場でよく聞く「運用でカバー!」というのは、デジタル化からどんどん遠ざける考え方です。
業務フローを整理し、システムに落とし込む(デジタル化)ことで可視化され、みんなが幸せになるデジタル化の環境になると思います。
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