昔々の価値観で現状に文句を言い、未来の話は出てこない。
とある飲み会で、ちょっと「ムム?」と感じたことが2つほどありました。
昔話、武勇伝はおもしろい。
その飲み会には、ボクも含めて平均年齢50歳くらいのおじさんのみのメンバー構成。
50歳くらいだと、若い頃はブラックとか、パワハラなんて言葉はなく、上司の言われたことは絶対。
「夜中の2時まで作業して、翌朝5時から仕事をした。」とか、「1週間で睡眠時間10時間しかなかった。」とか。
そういった昭和の匂いがプンプンする話で盛り上がります。
そして、「あの頃は、すごい時代だったよな~」と浸るわけです。
そのときの価値観ではかる。
こういった昔話で盛り上がることは、とても楽しいものです。
ただ、そのときの価値観で今をはかろうとしてしまうと、ちょっとだけ問題があります。
例えば、「最近の若いやつは、これだけ大変なこともやったことがないからダメなんだ」とか、「あいつは、昔に比べたら全然ラクだから、まだまだ頑張れるのに。」とか。
ボクも体育会系で営業育ちだからというわけではありませんが、絶対王政的な世界も経験してきたので、そうした価値観は理解できます。
また、経験則上、なかなかしんどい経験をした人の方が土壇場に強く、やり抜く力があると思います。
ただし、その価値観ありきで今をはかろうとすると、時代は変化しているが故に、うまくいかないこともたくさんあります。
未来の話が出てこない。
そして、もうひとつ気になることがありました。
それは、未来の話が出てこないということ。
昔の価値観と照らし合わせながら、現状に文句を言い、未来の話は出てこないんです。
どういった未来を創るか?
そこに向かって何ができるのか?
そうしたトピックが挙がってこないんですね。
これでは、時代に取り残されていくのは当然だと思います。
それが良いか悪いかわかりませんが、そういう場にワクワクしない自分がいました。
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