変わらないといけないけど、変われない。
おかげさまで自分の担当する事業の売上は、傍から見ると順調です。
ただ、”傍から見ると”なので、現場で見ているボクは一人で焦っています。
焦っている理由。
焦っている理由は、とてもシンプルです。
それは、見ているところが異なるからです。
多くの人は今月の数字、今期の数字を見て「良い感じじゃん!」と考えます。
しかし、ボクはもう少しだけ先の2年後、3年後を見ています。
その先の売上目標を見上げると、とてもじゃないけど今のままでは達成できないことが火を見るよりも明らかだからです。
となると、「達成するには、あれもやって、これもやって、とにかく変えていかないといけない!」と焦ってしまうんです。
変わらないといけないけど。
会社の仕事は、当然ながらひとりではできません。
今、売上が良いのは、たくさんの人のおかげです。
そして、3年先の売上をつくるためには、たくさんの人の協力をいただかなければなりません。
多くの人も、そのことは理解しています。
そして、そのために変化をしなければいけないことは、アタマでは理解してくれます。
しかし、このフェーズで大きな課題が顔をのぞかせます。
課題とは、変化に対する考え方。
その課題とは、変化に対する温度感です。
売上が良いと、その温度感の差はさらに大きくなります。
3年後を考えると変えなければいけないことは山ほどあることは、多くの人が理解しています。
しかし、実際に変えていこうとすると、その温度感が邪魔をします。
多くの人が変わらないといけないと理解しつつも、
「今見えている売上が良いんだから、すぐにやらなくてもいいでしょ?」、
「そうは言っても、現実問題そんなに困っていないし、そこまでやらなくてもいいでしょ?」
「変わるのは自分たちではなく、他の部署でしょ?オレ達、相当頑張っているし。」
という考えを持った人がいることに気が付きます。
それが悪いわけではありません。
ただ、そうした考えが徐々に問題を大きくして、気が付くとどうにもならない状態にすることは間違いありません。
まずは自分の周りからでも、温度感を高く保とうと思います。
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