#749 法人新規開拓は華やかと思われますが、実はとても地味な仕事です。
こんにちは。コジマです。
昨日、営業フォローの同行をしました。久しぶり(と言っても2日ぶり)で、自分の営業を振り返ってみました。法人営業新規開拓は、華やかに見られがちですが、やっていることはとてつもなく地味なんです。
新規開拓こそ下半身を鍛えることが必要な仕事。
新規開拓とは、地味な仕事の積み重ねです。
新規開拓で実績を上がられる人は、明るくて、爽やかで、積極的で、プレゼンが上手で、花形部署でイケイケで、一発逆転的なパスをできるイメージがありますが、ボクの場合に限って言えばそんなことはありません。
ボクは、ネガティブで、心配症で、地味で、プレゼン資料なんてものは作れないし、経費(良い言い方をすれば先行投資)ばかりが増えてしまう部署なのが現実です。
スポーツというなら、ファインプレーというわかりやすいところを見れば、そりゃあ華やかでカッコイイです。しかし、そのプレーを、その場でできるようになるまでの時間や努力は、それは、それはそれは地味なものだと思います。
それと同じで、「大型受注してきました!」「この案件獲得してきました!」という部分だけフォーカスされやすいですが、実はとても忍耐と地味な作業の積み重ねが必要です。
一発逆転の派手なプレゼンなんてもんはない。
新規開拓が地味だというのは、一からすべてを作っていく必要があるからです。
新規開拓というのは、従来業者から切り替えてもらう仕事です。とすると、従来業者は実績と信頼があるので、200m走でボクのような新参者の100m先からスタートできるようなものです。
新規開拓というと、そういった状況でも、キレのあるプレゼンをして、相手の懐に入り、ババッと注文を決めちゃうカッコよさみたいなことを想像されがちですが、ボクに限って言えば、全くそんなことはありません。
地味に細かな問合せに答えて、いつも素早いレスポンスをして、コツコツいろんな切り口の提案をして、相手の琴線に響くような情報を持って行って、やっとこさ従来業者と同じスタートラインに立てるようになります。
小さなことをコツコツやっている人にはかなわない。
小さな約束を守れる人と、守れない人では、どちらに仕事をお願いしますか?
当たり前ですが、小さな約束を守れる人です。
結局のところ、新規開拓というのは、いきなり取引ができる訳ではなく、小さなことの積み重ねの結果、土俵に上がれるというものです。いつも明確な答えが返ってくる、気が利く、挨拶がいつも元気、対応が速い、そういったことをコツコツやることが新規開拓には必要です。
男でもモテる人は、小さな約束や細かなことをしっかりできる人だと思います。確かに反則的にカッコいい人はいますが、約束すら守れない人は基本的にはモテません。
結局のところ、新規開拓というのは地味な作業を積み上げられることが、一番重要ですね。
★近況報告★
今日も営業フォロー。午後は、ECソリューション展に行ってきました。
1日1新:ECソリューション展。新橋 魚金。
1D1A:業務フローリスト。
今日も一日感謝です。