失敗してからが勝負。
人は、誰でも失敗したくないものです。
しかし、大切なのは「失敗しないようにするより、失敗してからどう起き上がるか?」という考え方。
そこが大切です。
成績が思わしくなかった息子。
年始に、今年の目標について息子と話していたときのこと。
息子は、自分なりに頑張ったにも関わらず、2学期の成績は思わしくなく。
息子は「頑張っているのに、それを認めてくれず、内申を上げてくれない先生が悪い。」と言います。
すごくよくわかります、この気持ち。
もちろん、先生が悪いかもしれないし、バカかもしれません。
しかし、それを言い続けても、状況は何も変わらないでしょう。
それよりも、状況が悪化するだけなのは、誰でも理解できるハズです。
受け身から入る柔道。
では、そうしたときにどうしたら良いのでしょうか?
前提として、ボクは個人的に、失敗ありきで考えるようにしています。
例えば、柔道。
柔道というのは、受け身から始めます。
投げ技、寝技、返し技、防御から入るのではなく、礼から始まり、受け身から入ります。
それは、投げられない方法を考えるのではなく、投げられるのが当たり前という前提があります。
投げられても致命傷を負わないように稽古し、その上で相手に勝つために稽古をする。
同じように、人生でも失敗しないようにするのは大切ですが、失敗することを前提にモノゴトを考えた方がしなやかさを身につけられると思います。
失敗したあとにどうするか。
ということで、大切なのは、失敗をしたあとの行動です。
そういう意味で、息子は良い経験をしているわけです。
ここからどうやって気持ちを立て直して、次につなげるか?
人生には、大なり小なり、そうしたフェーズが星の数ほどあるわけです。
ただ、わかっているけど、大人になっても難しいもの。
なので、常日頃から、そうしたことを意識して、日々そうした考え方になれるように修行するしかありません。
失敗があることを前提に、成功するように全力を尽くす。
ボクも、このバランスでいこうと思います。
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