意識せずともできるようになるには、意識してやり続けなければならない。

投稿者: | 2019年1月2日

意識せずともできるようになるには、意識してやり続けなければならない。

 

歯のメンテナンスは、とても大切。

年末に定期検診に行ったとき、歯医者さんから聞いた話が人生に通じるところがありました。

歯磨きチェック。

歯の定期検診では、虫歯が無いかのチェックと歯磨きチェックがあります。

特に、歯磨きチェックは、赤染め液なるもので、磨き残しをこれでもか!と見せつけられます。

毎度毎度注意されるのが嫌だし、先生にも申し訳ないので、この半年間は、毎日歯ブラシのあとのフロス、そして電動歯ブラシのコンボで10分の時間をかけてきました。

なので、「磨き残しなんてものはない!」と自信がありました。

しかし、、、前回よりも若干改善されたものの、ほぼ変わらず赤染め液で真っ赤っ赤。。。

う~ん、ショック。

苦痛でも面倒でも何でも、意識的にやる。

そんな結果に愕然としたボクに、先生はこう言葉をかけてくれました。

「コジマさん、意識しないでもできるように、今はとにかく意識せざるを得ない状況で頑張ってください。」と。

「意識せずともできるようになるには、意識してやり続けるしかない!」という至極当然のことを言われたわけです。

例えば、車の運転。

教習所に行って、教官を隣に乗せて、練習をします。

左折をするときは、バックミラー見て、左のミラーを見て、左後方を見て確認をして、減速をしてハンドルをきる必要があります。

最初のころは、ひとつひとつ意識をします。

そして、教習中は教官にひとつひとつ目をキラリと光らせてチェックしてもらい、とにかくひらすら意識をして、体で覚えていくわけです。

意識しすぎて、訳がわからなくなってしまうこともありますし。

このフェーズはちょっとシンドいですよね。

ただ、こうした面倒で苦しい状態のプロセスを踏まなければ、意識せずともできるようになるのは難しいものです。

意識せずともできるようになるには、意識してやり続けなければならない。

その面倒で苦しいプロセスを経て、晴れて免許を取得。

路上に出て日々運転をしていると、今まで意識していたことが、意識をせずともできるようになるわけです。

今までは「左折するときには話しかけないでくれ!」と思っていたのが、彼女と話しながらでも余裕で左折ができるようになります。

それと同じで、歯ブラシに関しても、面倒でもなんでも、意識せざるを得ない状況にしなければ身につきません。

自ら赤染め液を塗りたくり、どこが落とせていないかをチェックして磨き直して、さらにそこが落とせるように歯ブラシの使い方を工夫する。

はっきり言って面倒ですが、意識せずともできるようになるには、それを避けることはできません。

今年も虫歯にならないために、意識せずとも磨き残しがない状態にできるように意識していきます。

 

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