#747 コンサルタントがただの評論家と思われるか、思われないかの分かれ目。
こんにちは。コジマです。
会社で新しい事業に関連するコンサルの方とお話をしました。そこで感じたことは、コンサルっていろんなレベルの人がいるんだなあということです(当たり前)。
みんな自分でやることは、結構わかっている。
走った方が健康に良いことは、多くの人が知っています。
「お腹にお肉がついちゃったな~」と思えば、運動したり、食事に気をつけた方がいいというのは、多くの人がわかっています。早起きも、読書も、勉強も、やった方がいいことはみんな知っているはずです。
しかし、ボクの場合に限って言えば、わかっていてもできないんです。
人には簡単に言えるんですよね。自分ではモジモジして好きな子と話せないのに、友達には「告白しちゃいなよ」みたいな感じで。
やった方がいいことは知っていても、なかなかできないんです。
評論家に言われても、本気で動く気にはなれないのはなぜだろう。
昨日は、終日コンサルの人たちとお話をしていました(というか、聞いていた。)。
いろいろ仰っていることを聞いていて思ったことは、コンサルって評論家みたいなものなのだなということです。(決して否定している訳ではありません。すごく一生懸命にされていたので好感持っています。)
そもそも、自分たちで今回相談しているサイトを利用したことがないのに、数字だけ見て、あれやこれやと仰るところが、スゴイと思いました。
野球で言うなら、スコアブックと結果だけ見て、あれこれ評論するようなものです。試合そのものを最初から最後まで、もっと言えば、練習や選手の特性なども見ないで、この場面でこうした方が良い結果になったのにというようなものです。
その人との関係性にもよりますが、スコアブックだけを見てモノを申すだけでは、わかっていても人はなかなか動けません。「確かにやった方がいいのはわかる。・・・でも、やりたくないんだよな」と。仕方なくはやるけど、本気で取り組まない状態が起こる訳です。
仕事の論理と、人の動く力学は違うということですよね。
リーダーがそういう環境を作る。
昨日、息子から不意にプレゼントをもらいました(写真参照)。図工の時間に作ったカブトムシのしおりです。
本を読むことはいいことだと知っていながら、なかなかできていないボク。息子がつくったので、ある意味強制的にこのしおりを本に挟みます。せっかくはさんだのなら、本を読もうと思い、ペラペラ本をめくります。
すると、気になるフレーズやおもしろい内容が目に入ります。そうなると、もうちょっと読んでみようと思います。気がつけば、読書をしているという状態になります。
ある時、会社のセミナーで、読書評論家みたいな人に、もっともなことや読書の利点を語られたことがありました。確かにその内容は素晴らしいのですが、それを行動に移すことはありませんでした。
何が言いたいかと言えば、評論家と言われてしまうか、一緒にがんばろうと思えるかのポイントは、ここにあると思った訳です。つまり、「本気で相手や未来のことを考えているか?」ということです。
ちなみに、しおりをはさんである本はこちらです。コバルトブルーが合っています。
★近況報告★
今日は、久しぶり(と言っても2日ぶり)に営業で外出。
1日1新:西新宿 カレー屋 ターリー屋
1D1A:業務フローリスト。
今日も一日感謝です。