マーケターになるなら、この考えが大切だ。
マーケターは、売上を組み立てることが求められます。
その核になるのは、想いを乗せた商品であることは間違いありません。
ただ、いくら良い商品をつくっても、その商品の価値を価値と感じてもらえる人にに伝えるチカラも大切なことです。
その領域は、マーケターの腕の見せ所です。
競争に勝つために必要なものは?
うろ覚えですが、こんなお話を聞いたことがあります。
ゲーリーさんというコピーライターのお話。
セミナーか何かで、そこにいた人たちにこう聞きました。
「もしハンバーガー屋を始めて誰が一番売れるか競争をしたとしよう。勝つために何が必要だい?」
みんなは思い思いに、
「最高の牛肉!」
「秘伝のソース!」
「キレイなお店!」
「安い仕入先!」
などなど、いろいろな答えが出た中、ゲーリーさんは、こう答えたそうで。
「OK。よくわかった。オレはたったひとつだけあれば、あんたたち全員を打ち負かせる。それは、、、腹を空かせた群衆だよ。」
おお、なるほど!という内容です。
おでかけ写真館の秘策。
ボクは以前、『おでかけ写真館』というサービスを立ち上げたことがあります。
これは、よくある写真館という屋内の狭い空間ではなく、青空の下で公園などに出かけたついでに家族写真や子供の躍動感ある姿をプロカメラマンに撮影してもらうサービスです。
このサービスを立ち上げた当初、広告は一切打たないで口コミだけで集客をしていました。
その方法は、冒頭のゲーリーさんの考えをヒントにして、子供や家族の写真を撮られたい人が集まるところで、効果的な施策を打ったんです。
どこだと思いますか?
みなさんも、きっといろいろ思いつくと思います。
ボクは、子連れママさんが必ずと言っていいほど来る区役所や児童館です。
ゲーリーさん風に言うと、「写真を撮ってほしい群衆」がいるので、そこで口コミを起こす施策を打って、サービスを提供できる仕組みをつくればいいわけです(この仕組みが難しかったんですが。。)
その施策のおかげで、広告費なんて一切使わずに集客ができた経験があります。
集客のポイントを考える。
思いを乗せた良い商品があるのはもちろんです。
しかし、一方でその商品に価値を感じてくれる人に伝えるために、この「腹を空かせた群衆を探す」という集客の考え方はとても大切なことです。
では、どうやって探せばよいのでしょう?
なかなか難しいですね。。。
個人的には、世の中にあるヒントをつなぎ合わせていくしかないと思っています。
自分たちの商品がどう使われているのか、その人たちは何に価値を感じてくれているのか、そう感じてくれる人がたくさんいるところはどこなのか、そういうヒントが引っかかるアンテナを立てておく。
そして、自分の中で仮説検証をしてみる。
そんな積み重ねがマーケターとしては必須だと思います。
「そんなこと言って、じゃあ、お前はできているのか?」と思いますよね?
はい、できていませんが、今それをカタチにしようとしています。
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