自分の仮説の間違えを気にしてしまう心理的ハードルを持っていました。

投稿者: | 2018年11月23日

仕事が、営業職からマーケティングに変わって、考え方も変化しました。

一番大きな変化は、判断を数字でするようになったことです。

これは当たり前なのでしょうが、個人的な営業のときの感覚からすると、ものすごく苦労しました。

 

営業のときの使命は、”売上と利益を上げること”です。

極端な言い方をすれば、1年分の予算を1週間で達成してしまえば、残りは遊んでいても良いわけです。

その売上をつくる方法は、恥ずかしながら、経験、勘、根性、いわゆる『3K』に頼っていました。

特に理由もなく自分が行きやすい場所にある企業ばかりに訪問したり、アポイントを取りにくいところに何度もチャレンジして商談の場をつくることで満足したり、その中でたまたま上手くいったら後付で上手くいった理由をつくり報告をする。

そんなことをしていました。。。

 

しかし、マーケティングに関わると、そういうわけにはいきません。

ほとんどの判断は、結果の数字から行います。

例えば、「メールをしてから電話をした方がアポイントが取れる。」とか、「この訴求のバナーの方が数値が高い。」となれば、いくら自分で「今までの経験から、この方法が良い!」と思っていても、数値で判断をします。

このときの判断が、ボクにはなかなか馴染めなかったんです。

それは、小さなプライドが邪魔して、自分の「この方が良い!」という望んでいた結果にならなかったことを認めることが、なにか自分を否定されているように感じて、心理的ハードルがあったんです。

アホですよね。。。

 

自分の思い込みを頑なに固持していたら 悪い状態が加速するだけです。

なので、今は、自分の考えがすべて間違えていると考えています。

そして、結果の数値から判断をしています。

仮説は立てますが、仮説は次のステップにいくためのもの。

その仮説が合っているとか、間違えているというのは問題ではありません。

何かしら市場に投げかけるからこそ、答が見えてきます。

ようやくその考え方ができるようになってきました。

 

 

 

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