「Webマーケティングをしたいんですけど、何をすればいいですか？」と聞かれる機会が増えました。
『Webマーケティング』と言っても人によってイメージも違えば、やることもいろいろ。
広い範囲を指すご質問なので、そのようなときは認識を合わせるため、「Webマーケティングって、どんなことをイメージしていますか？」と念のために聞くようにしています。
ボクもそう思っていましたが、多く聞かれるお答えは「SEO、広告周り、SNS、メールなど、Webを使って集客しようと思ってるんスよ。」といった感じ。
「広告だと、Facebook広告が熱いらしいですよね。」
「SEOだと、コンテンツマーケティングが大切ですよね。」
「メールもマーケティングオートメーションで効率的にいけますよね。」
という展開になり、「Webマーケティングの中で一番効果があるのはコレです！」という答を求められるようなことが多いです。
しかし、「Webマーケティングをしたいんですけど、何をすればいいですか？」という質問に対し、ボクは「どの手段が良いのか？」の前にやるべきことを答えます。
マーケティングならば、誰に、何を、どうやって、が基本です。
同じように、Webマーケティングを考えるときの基本は『キーワード洗い出し』です。
なので、まずは『指名ワード』と言われる自分たちの社名やブランド名のキーワードと、『一般ワード』と呼ばれる商品を指すキーワード(例 マーケティング、広告とか)を洗い出します。
大切なのは『一般ワード』で、自分たちがどんな言葉で探してもらえるか、探してもらいたいかを明確にします。
その結果、自分たちが狙うキーワードがいくつあって、それらのキーワードの検索ボリューム(検索回数)がいくつあるのか？を確認することができます。
これが、まずすべき作業となります。
この時点で、そもそも検索ボリュームが少なければ、自分たちに辿り着くキーワードを見直す必要があるわけです。
さらに、自分たちにとってのキーワードを明確にしようとすると、マーケティングの基本である『誰に』、『何を』、『どうやって』も色付いてくるので一石二鳥です。
ただ、一方では「全体のマーケティングの中で、Webマーケティングをどう使うのか？」みたいな根本の話も大事になりますが。
「Webマーケティングをしたいんですけど、何をすればいいですか？」と聞かれたら、「まずは、キーワードを洗い出す。」がボクの答えです。
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