自分の部署に新人が入ってきたとき。
そこにいる先輩はとても重要な役割を担っています。
俗に言う、”ファースト上司論”です。
上司と言っても管理職のことではなく、その新人の周りにいる先輩たちが、新人にとって社会に出て初めての先輩だということです。
そして、初めての先輩ということは、良くも悪くもそのすべての先輩たちのマナーやモラル、受け答えが、新人の価値観を織りなし、モノサシを形作っていくわけです。
例えば、先輩がいつでも元気よく挨拶をしていたら、新人は「ああ、社会人ってキチンと挨拶しなきゃ。」と思います。
逆に、仕事中に「だから会社はダメなんだ。」と愚痴ばかり言っていたら、新人も「会社ってダメなんだ。」と思います。
さらには、飲み会での振る舞いや態度、言動など、新人は先輩のことを見ています。
こういうときは、こうするんだ。
こんなときは、こうしたらいいんだ。
と、日々先輩たちを見て、それを基準にモノゴトを判断するようになります。
先輩にとっては、何気ない小さな行動かもしれませんが、そのひとつひとつが実は次世代の価値観をつくっています。
”ファースト上司論”を頭において日々のマナーやモラルを見直してみると、新たな発見があるかもしれません。
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