小売店ネタになりますが、セールって何のためにやるものでしょう?
ボクのイメージでは、
「季節的にやった方がいいよね。」
「他のお店もやっているし、ウチもやろうか。」
「今までずっとやっているから、またやろうか。」
といった惰性でやっているケースもままあります。
さらに、「セールをやると、お客様にたくさん来てくれて、売上アップ!」みたいなイメージをします。
本当にそうなのでしょうか?
セールが悪いというわけではありませんが、昔のように「セールさえすれば売上が上がる!」という図式は成り立たず、広く認知をしてもらうための販促費をかけられる会社でないと厳しいと思います。
なので、ボクたちECチームの”セール”をするにあたっては、少しだけ掘り下げて考えます。
まず、そもそも「セールとは何のためにするのか?」を考えてみます。
「売上を上げるため!」ではなく、
新規顧客を獲得するためなのか?
既存顧客に、よりたくさん買ってもらうためなのか?
といったターゲットを考えて、その人にどうしてもらいたいのかを考えます。
それによって、対象商品や戦略が違ってきますから。
例えば、とあるサッカーショップのセール。
そのショップでは、セールは既存顧客を優良顧客にするための手段と考えています。
そのショップの優良顧客の条件は、「冬用のトレーニングウェアを買うとLTVが上がる」というデータを元に、優良顧客になってもらうに冬用アイテムを購入してもらうためのセールを開催します。
なので、他のショップに時期を合わせたセールよりも、夏終わりに冬に向けて既存顧客に対してのトレーニングウェア早割セールを実施しているんですね。
戦略が明確です。
ということで、せっかくセールをするならば、ターゲット、目的と仮説を持ってやった方がいいね~という話でした。
●「え?マーケティングって何??」とお困りならばお声掛けください●
*ご自身のマーケティング戦略を考えたい、マーケティング知りたい、はじめたい!という方のためのサービスです!
◆近況報告◆
今日は、お店の方たちと会議です。