「どうしたら夫婦仲睦まじく結婚生活が、うまくいくか？」
ちょっとだけアグレッシブな内容ですが、何か問題があったわけではありませんし、みなさまも一度は考えたことのある課題だと思います。
そもそも”うまくいく”という定義は人それぞれでしょうが。
先日、息子が小学生の頃に所属していたサッカーチームのお父さんたちと飲んでいたときのこと。
「キホン、なんか知らないんですけど、怒っていて、機嫌悪いんですよね。みなさんのところって、どうなんすかね？」と問題を投げ掛けたお父さんがいました（ボクではありません）。
なかなか深い課題であり、みんなでディスカッション？？をしたわけですが、ボクの中での結論は『うまくいっていない状態が、うまくいく秘訣』です。
どういうことかと言えば、結婚生活が自分の思い通りにうまくいくことは99.9％ありません。
価値感の異なる赤の他人同士が結婚し、いろんな環境の変化もあるし、考え方の違いもありますので、うまくいかないのは当たり前です。
結婚生活はもちろん仕事もそうですが、「何か一つをやれば、すべてうまくいく！」ということは基本的にはありません。
よく「トイレ掃除をしたらいい」みたいな話も聞きますが、トイレ掃除”だけ”していてすべてがうまくいくことはレアケース。
健康を考える時に、”納豆食べれば”的な健康法もわからなくはないですが、実際はいろんなことが複合的にあって、結果的に健康な状態になっているはず。
同じように、「コレをすれば結婚生活がうまくいく！」ということは、ありません。
何をすればうまくいくか？と一つの要因に絞ろうとする姿勢がそもそも間違い。
むしろ、うまくいかせようといろいろな要素を複合的に考えてバランスを取っているその状態こそが、うまくいっている状態。
何かしらの問題を感じて、課題を抽出し、”うまくいく状態”にしようと努力をしていること自体、その試行錯誤のプロセスを辿っていることこそが、うまくいっている状態ということです。
う～ん、それで良いのか悪いのか。
ムズカシイですね。
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