上司のやさしさが、今になってものすごく価値あるものになった。

投稿者: | 2018年9月29日

モノゴトには、必要な行動と順序があります。

当たり前ですね。

 

例えば、売上を上げようとしたとき。

新人のとき、配属された営業部で仕事をしていました。

先輩方はとてもやさしく、特に教えてくださることもなく「自分のやりたいようにやっていいよ」という放置プレイ。

仕方なく自分なりに考えて、自分なりに行動していましたが、一向に数字が上がらない。。。

数字が悪くて、「ちゃんと仕事をやれ!」と上司によく怒られていました。

 

ただ、自分なりには”ちゃんと”やっていたんです。

なので「ちゃんと」というのは、どういうことなのかが理解できなかったんです。

説明を求めても、「そんなのは自分で考えるものだ」と言われ、困ってしまった記憶があります。

ただ、当時思ったのは「ちゃんと」というのは、売上が良ければその方法は「ちゃんとやっている」になり、売上が悪ければ「ちゃんとやっていない」と言われます。

つまりは、”後付け”なんですね。

 

仕方なく、自分なりに考えて、比較的尊敬できる先輩のマネをして、とにかく量をこなして、いろいろ試した結果、自分の勝ちパターンみたいなものを見出すことできました。

初回のアポではどんなことを話せば良いのか、どういったネタに反応してくれるのか、何を持っていくと宿題をもらえるのか、などなど。

何も教えてくれない上司のおかげで、いろんなことを自分で考える機会をもらえました。

 

そこで気がついたのは、モノゴトには、必要な行動と順序があるということ。

もちろん再現性が100%にはなりませんが、高い確度になるパターンは存在します。

そのパターンを学べたことが、今の仕事であるマーケティングやオートメーションを組み立てるときにものすごく役立っています。

何も教えてくれなかった上司に、本当に感謝です。

 

 

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