モノゴトには、必要な行動と順序があります。
当たり前ですね。
例えば、売上を上げようとしたとき。
新人のとき、配属された営業部で仕事をしていました。
先輩方はとてもやさしく、特に教えてくださることもなく「自分のやりたいようにやっていいよ」という放置プレイ。
仕方なく自分なりに考えて、自分なりに行動していましたが、一向に数字が上がらない。。。
数字が悪くて、「ちゃんと仕事をやれ!」と上司によく怒られていました。
ただ、自分なりには”ちゃんと”やっていたんです。
なので「ちゃんと」というのは、どういうことなのかが理解できなかったんです。
説明を求めても、「そんなのは自分で考えるものだ」と言われ、困ってしまった記憶があります。
ただ、当時思ったのは「ちゃんと」というのは、売上が良ければその方法は「ちゃんとやっている」になり、売上が悪ければ「ちゃんとやっていない」と言われます。
つまりは、”後付け”なんですね。
仕方なく、自分なりに考えて、比較的尊敬できる先輩のマネをして、とにかく量をこなして、いろいろ試した結果、自分の勝ちパターンみたいなものを見出すことできました。
初回のアポではどんなことを話せば良いのか、どういったネタに反応してくれるのか、何を持っていくと宿題をもらえるのか、などなど。
何も教えてくれない上司のおかげで、いろんなことを自分で考える機会をもらえました。
そこで気がついたのは、モノゴトには、必要な行動と順序があるということ。
もちろん再現性が100%にはなりませんが、高い確度になるパターンは存在します。
そのパターンを学べたことが、今の仕事であるマーケティングやオートメーションを組み立てるときにものすごく役立っています。
何も教えてくれなかった上司に、本当に感謝です。
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