オムニチャネルという言葉も古くなりつつある昨今、リアルな店舗とデジタルなECの組合せでどうやって価値を提供するかを考えています。
で、いろいろな話を聞いていて気が付いたのが、実店舗ありきでECを始める会社が必ずぶつかる壁です。
どんな壁かといえば、『データ』です。
実店舗や営業にECやデジタル周りを組み込むということは、システムとデータの整備が欠かせません。
そのデータへの考え方がネックになるんですね。
例えば、商品情報。
商品情報と言っても、いろいろな項目が存在します。
商品名、型番、メーカー名に始まり、サイズ、素材、入数、出荷単位、価格、商品カテゴリ、商品説明など。
さらには、商品画像。
商品の全体画像に始まり、横から、上から、梱包仕様、細かい部分まで。
それらがキチンと整備されていれば問題ありませんが、多くの場合それができていません。
そうしたデータの整備状態が悪いと言うのは、担当者が悪いということではなく、それが無くても実店舗ありきだと困らなかったんですね。
実店舗ならば、商品情報なんて価格さえあれば、実物をお客さまが手に取ってくれて、わからないことは店員に聞けば良いわけですから。
しかし、ECではそれを先回りして、限られたスペースで情報を的確に伝えないといけません。
なので、いろいろな情報が必要になり、それらがキチンとシステムにのるデータでなければいけません。
実店舗ありきの会社には、この大切な部分が面倒であり、業務フローに乗せられず、中途半端なECやデジタルマーケティングになってしまう事例がものすごくたくさんあります。
物販のECでは、データが命です。
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今日は、CRMの勉強など。