卸小売業がこれからのマーケティングを設計するときの壁。

投稿者: | 2018年9月25日

ボクがEC事業に関わり始めたのは、4年前。

もともとボクの働く会社は店舗事業と外商事業がメインで、それに比べるとECは売上も小さいし、仕組みも理解されにくい。

なので、当時は(今もさほど変わらないけど)、会社での発言力も影響力も小さいものでした。

 

ただ、ここ1年でそれが大きく変わりつつあります。

体感しにくいかもしれませんが、時代はものすごい速さで変化しています。

同じようなサービスに見えても、その裏の仕組みは一変していることはよくある話。

EC事業を例に挙げれば、今の時代に欠かせないチャネルになりましたし、そこから取れるデータで今まで見えていなかったことが見えるようになることが理解されてきました。

運用コストも、溜まっていく情報も変化しています。

経営をしていく上での優位性を持つためにも、お客さまに価値を提供し続けるためにも、データを取得・活用するためのプラットフォームの整備が必要になり、その整備や活用のために今までの業務フローや仕組みを作り直すことが急務となります。

 

しかし、これを現場に落とし込んで、仕組み化して、実装するのがものすごく難しい。

なぜなら、その仕組みの作り替えは、たくさんの時間も、お金も、人も必要になるからです。

何だかんだ言っても、卸小売業の中でのEC事業の売上構成比はまだまだ小さいものなの。

そこに大きな投資をして、追行することは、なかなか難しいのだと思います。

 

今、ボクはその渦中で、社内的にどんな理解の壁や逆風があって、どんなカタチが最適なのかをいろいろと学ばせてもらっています。

EC事業から始まった会社からすると、ものすごく非効率な部分もあると思います。

ただ世の中には卸小売業がものすごくたくさん存在しており、今ボクが現場で学んでいるマーケティング設計、経験が役に立つこともあるのかもしれないなあと考えています。

 

 

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今日は、あまり好きでない会議資料作成など。