バナー作成の問題から部分最適と全体最適について考えた。

投稿者: | 2018年8月15日

当たり前ですが、全体最適は大切です。

先日、デザインの打合せで、こんな話になりました。

「ひとつひとつのバナーのデザインは良いけど、それが集まると・・・なんかゴチャゴチャしててわかりにくい。」と。

なるほど。

バナーを作成してデザイン担当がつくるとき、それぞれみんな自己主張させたくなってしまうんです。

つい全員を四番バッターにしたくなってしまうような感じ?です。

しかし、そうするとお客様が全体として見たときに「ああ、見にくい!」となります。

 

なので、お互いがお互いを尊重しあいながら、それぞれが引き立つようにするのがベストです。

(そのあたりをコントロールするのがアートディレクターになるわけですが、なかなかそういう人がいるような現場はありません。。。)

 

そのためには、どうしたら良いのか?

ありきたりで、みなさんにとっては当たり前のことですが、一応整理しておくと、

・ビジネスのコンセプトを確認する。

・該当の企画や特集の情報を整理する。

・「誰に、何を、どうやって伝える?」を整理する。

・バナーに埋め込む要素を決める。

・主語、述語、数字を埋め込む。

・カラーやテイストを合わせる。

・全体の中に置いて、第三者的に見てみる。

といった流れで作るようにしています。

こうすると、大きくズレることはありませんし、手戻りも少ないです。

 

こうしたバナーを通じて、部分最適の積み重ねが全体最適にはならないことがよくわかりますね。

これって、もう少し大きな話でいけば、仕事の中にもよくあることです。

例えば、現場の一人ひとりはとても頑張っている。

けれど、全体としての成果につながっていない。といった状態でしょうか。

そうならないようにするのが、マーケティングの設計ですね。

部分最適ばかりを考えないように気をつけましょう。

 


 

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