#733 約束を守ることができない人に、仕事は任せられない。
こんにちは。コジマです。
ボクが、自分の子どもたちに教えていることが3つあります。
その中のひとつが「約束を守ること」。当たり前だからこそ忘れがちで、シンプルだからこそ難しいものです。
約束を守れない人。
ボクは、こどもに3つのことを教えています。その3つは、仕事をする上でも大切にしています。大切にしているからこそ、自分でもそれを守るようにしています。
一緒に仕事をする相手を見極めるのに、その3つのポイントで判断することも少なくありません。この3つのことにそぐわない人とは、お互いにメリットが少なくなる可能性が高いので、積極的に仕事をしないようにしています。
そのうちの一つが、「約束を守る」です。
仕事において約束を守るというのは、簡単なようで、意外と難しいものです。期限が決まっている仕事の約束があっても、何か突発的な事が入ったり、いろんな事が一気にワーッと降ってきたり、あるいは体調を崩してしまったりすることは十分に考えられます。
そういうとき、やむを得ず約束を守れないこともあります。
しかし、そういうことを想定しておき、キッチリと約束を守れる人は信頼度が高いです。
仕事をもらえないのは、約束を守っていないから。
会社で部下を見ていると、提出物の期限を守れない人をよく見受けます。
ボクも1年目はそうでした。。。小さな提出物から比較的重い書類までたくさんありますが、提出期限という約束があるということには変わりありません。
そういう人の多くは、いつも期限を守らない訳ではありません。
内容や仕事状況によって、期限を守ったり、守らなかったりします。
当時のボクは「今回は期限を守れなかったけど、前回とその前は提出しましたよ。(だから、いつでも期限を守らない訳ではありませんから、そんなに怒らないでくださいよ~)」という感じでした。
しかし、考えてみてください。ごくたまに長打を打つ人と、コンスタントにヒットを打てる人、どちらに仕事をお願いしますか?
同じような品揃えの八百屋さんで、営業時間が10時から20時までとなっていて、キッチリ営業時間を守る A店と、たまに10時半にならないと開かないB店、どちらの方を選びますか?
当然、約束を守る人にお願いします。
ブランドとは、約束である。
”パーソナルブランディング”という言葉を聞いたことがあります。
若い(自分も若いですが)人は、個性やオリジナリティだと思っていることが多いようです。仕事においても、デザインをカッコよくしたり、アッと言わせるようなオリジナリティを打ち出すことが多くイメージされやすいようです。
しかし、ボクはもっと簡単で、重要なことがあると思います。
それが、約束を守ることです。
確かにカッコいいデザインやオリジナリティを出すことは覚えられやすいかもしれません。しかし、ブランドとはもっと深いもので、信頼があってこそだと思います。
いくらパッケージがカッコよくても、デザインが良くても、営業時間や価格、品質はもちろん、価値の約束を守れなかったら、卓越した特徴や知識を持っていれば別ですが、きっとお客様は離れていきます。
デザインやオリジナリティのように、人に見せる上半身を鍛えるとモテるかもしれませんが、どんなに小さな約束でも守るような下半身を鍛えるようにしましょう。
★近況報告★
今日は、新会社の打合せ。その後、雨でずぶ濡れになりながら営業。
1日1新:エクセルシオール パニーニ。
1D1A:在庫管理表。
今日も一日感謝です。