魚のいないところに糸を垂らすな。

投稿者: | 2018年8月9日

売上を上げたいならば、商品やサービスを売らなければなりません。

言い方を変えると、商品やサービスを買っていただかなければなりません。

どうしたら、買っていただけるのでしょうか?

先輩に言われたこと。

今、裏予算を達成するために、頭を悩ませています。

「どうやって売上を上げようか?」

「そのために何をしたらいいんだろう?」

といつも考えています。

ボクは、今はECやマーケティングをしてますが、15年ほど営業をしていたときも同じようなことを考えていました。

予算があって、「ああ、予算に足らね~。。どうやったら買ってもらえるんだ~!!」といつも頭を悩ませていたんです。

で、当時の先輩にこんなことを言われました。

「魚のいるところに釣り糸を垂らせ!」と。

なるほど、おっしゃる通りです。。。

サクッとイメージ。

そもそも魚がいる場所でなければ、糸を垂らしても釣れるはずがありません。

それと同じで、商品を必要としてくれている人に紹介しなければ、買っていただけるはずがありません。

例えば、会社で「商品Aを拡販しろ~!」みたいな号令がかかるケースは、よくあります。

そんなとき、デキる営業の人は、頭の中で「あの会社とこの会社に、このタイミングで、こんな切り口で紹介しよう!」ということをイメージしています。

逆に、なかなか売れない営業の人は「この商品、どうやって紹介しよう?」と考えて、機能を詳しく調べたり、性能を調べて、とりあえずいろいろなお客様に紹介して回って、「ああ、忙しいし、売れね~」となってしまう場合が多く見られます(自分含む)。

その商品Aを必要としないところに紹介しても、買っていただけるハズもありませんよね。

誰に買って頂きたいのか。

ということで、最初にやるべきは、「誰に?」を決めること。

まずは「誰に?」を自然に考えるクセをつけることが大事です。

さらには、複数の確度の高い相手を選択肢に持っておくこと。

そのために、相手のことをよく理解する必要があるし、受け入れやすいタイミングや紹介の切り口を考えておくべきです。

この順序を間違えると、ドツボにハマります。

改めて、そんなことを思いました。

 


 

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