#728 会社の予算って、根拠よりもやり抜くことが大切。
こんにちは。コジマです。今回分を間違えて、消してしまいました。。。
なので、再度書き直します。。。
営業には、「予算」あります。
営業でいう「予算」とは、売上目標数値や利益目標数値を言います。「お前たち、予算いっているのか?」と聞かれれば、それは「売上や利益が目標通りに進んでいるのか?」ということです。しかし、この「予算」の立て方というのがとても難しい。
予算は、決められてしまうもの。
営業の売上予算は、希望的観測で作るものではありません。
会社の上層部が、過去の実績や経済状況、今後のシェアなどを考えて「ま、これくらいならいけるでしょ。いや、行かせるぞ!!」というところで数字が決まります。
そこから、各部署に落とし込まれ、マネージャーは求められる数字に近づけるように売上、費用を算出し、今期の利益目標を定めます。そして、その目標数値をもとに、自分のチームの個々の力や顧客の規模や状況に照らし合わせ、各営業マンに数字を振り分けて、最終的に「予算」を作ります。
なので、「予算」というのは、会社の上層部からの無茶ブリという側面があります。
営業マネージャーは、会社から求められて作った自分のチームの予算数値を追いかけて、日々奮闘するわけです。
実際のところ、予算を達成できるかはわからない。
予算を立てる時には、根拠が必要になります。
それは過去のデータから現状を考えて、”予算を立てる時点”での根拠をつくります。しかし、ここで問題がある訳です。それは、その根拠が”その時点”での根拠だということです。
ドラマで見るような会社の上層部は、予算に対して「本当にできるのか?」と聞きたがります。自分たちベースを作っておきながら。
もちろん”その時点”では、希望的観測も若干含めつつ達成できる可能性が高いのですが、実際のところ、予算を作ったマネージャーは預言者でも魔法使いでもないので、できるかどうかなんていうのはわかるはずがありません。
例えるならば、子供が将来の夢で「プロ野球選手になりたい!」というのに対して、「お前、本当にできるのか?」とオラオラと聞くようなものです。
その子の特性や過去のデータから、ピッチャーが良いのか、キャッチャーが良いのか、ホームランバッターがいいのかという大枠での方向性を考えることは確かに大切です。
しかし「プロ野球選手」になれるかは、そこに運や将来性が加わってくるので、その時点では誰にもわからないはずです。
絶対的営業感覚で最終的に成果を出すしかない。
その時点にたてた行動計画は大切です。
いろんなデータや指標を読み取り、信ぴょう性を持たせて、会社が納得する予算や行動計画を立てることは、ひとつのスキルとして大切です。
しかし、悲しかな、世の中は常に変化しています。為替であったり、原材料価格であったり、お客様においては方針が変わったり、いろんな要素が絡み合います。
その中で、マネージャーは軌道修正をしながら”成果”につなげます。
実際に求めれるのは、最終的な売上という成果にコミットしている以上、予算を達成することです。当初の計画で行動してみてわかった需要や変化をとらえて、時には会社の方向性と違う既成事実を積み重ねて、最終的に予算に近づけていくということが重要です。
子供で例えるならば、ピッチャーでプロ野球選手になる!と宣言していたけど、実はバッターの方が向いていて方向転換してプロ野球選手になれば、それはそれで”予算達成”です。他にも、トレーナーやスカウト、球団職員としてプロ野球に関わったり、サッカーに転向してプロサッカー選手になれれば、ある意味”予算達成”と言える訳です。
予算を立てて、それを達成するために日々の変化に対応するためのデータ解析力や予測力を含めて、達成する行動力、情熱、柔軟性などの”絶対的営業感覚”を持って、やり抜くことが大切です。
★近況報告★
今日は、部下と同行営業。夕方は大掃除。
1日1新:銀座ベローチェ。
1D1A:デスク周りの大掃除。
今日も一日感謝です。