EC事業では、時間をかけたアイデアほどうまくいかない。

投稿者: | 2018年6月15日

ECサイトを運営していて、おもしろいなあと思うことがあります。

それは、「時間をかけるアイデアほど上手くいかない、思いつきに近いジャストアイデアの方が上手くいくよね~」というもの。

会社組織で一般的に考えれば、アイデアを実装するためには、じっくりと時間をかけて計画を立てるプロセスが取られます。

しかし、EC事業に関して言えば、「お、それおもしろいじゃん!やってみよう!」とパパっとやってみる方がうまくいきます。

あくまでボクの経験則ですけど。

で、その理由は、「ジャストアイデアの方が関わる人が少なくて、サッサと撤退できる。」から。

会社だとガバナンスを効かせるために、何をするにもいろんな部署やいろんな人に承認をもらう必要があります。

ということは、いろんな人が関わるので、一度始めると「あの部長の顔をつぶすことになるから、カンタンにはやめられないよな。。」みたいに、いろんな人が絡んでしまっているが故に撤退できなくなるんです。

そして、撤退が遅れて傷口がドンドン広がって、失敗に終わるケースがよくあります。

一方で、思い付きでやったものは、とにかく身軽。

やってみてわかったことを組み込んでもっとうまくいきそうなことへ方向転換できるし、うまくいかなければ傷口が大きくなる前にサッサと撤退すればいいので、失敗しようがありません。

EC事業は、スピードが勝負。

サッサとやって、サッサとPDCAをまわして、最適化させられます。

実は、今回のECサイトでは、社員の顔出しをしています。

社員の顔出しは、今までは何となくNGだったんです。

「何かあったらどこが責任を取るんだ」

「ブランディングに合った人の写真でないとだめだ」

「どことどこの部署に承認をもらわなければだめだ」

みたいにとにかく面倒だったんですね。

でも、「ECでは、当たり前ですよ。むしろ、何がいけないんですか?」的なスタンスに上席も賛成してくれて、サクッとiphoneで撮影して、ササッとフォトショで編集して、バッチリとイメージに合ったバナーが出来上がりました。

その時間、たったの1時間弱。

とてもいい感じに仕上がっています。

今までなら、誰にするか、どこの部署が担当するのか、云々と平気で1週間くらいはかかっていましたが。。

こういうフットワークの軽さこそが、EC事業のおもしろさであり、強みだと思います。

 

 

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