#727 「忙しい」と言いながら効率性を考えないのは、ただの怠慢である。
こんにちは。コジマです。
「うえ~忙しい」と言う人は、結構います。あなたの周りにも思い浮かぶ人がいるのではないでしょうか?
ボクも、何を隠そうその一人。なので、意識的に「忙しい」を使わない訓練をしています。
「忙しい」というのが、自分の存在価値を示しているという誤解。
「忙しい!」を連発していた頃のボクの頭の中は、こんな感じです。
「仕事がいっぱい降ってきて、オレって頼りにされているぜ。(アホみたいに上から目線で)どーだ、オレはこんなに仕事をこなしているんだぜ!すごいだろ~。」
・・・はい、とても残念な考えでした。
まさに字の通り、「心」を「亡」くしている状態です。
「忙しい=仕事をしている」というのは、大きな勘違いです。
確かに、時間が足りない状況はあります。クレームのように大至急で対応する必要があることや、急きょ仕事が降ってきたり、お客様のためにどうしても力になりたいと思って動いたりするときは、ご飯を抜いたり、睡眠時間を削ったりしてやりくりすることもありますが、時間が無い=忙しいという訳ではありません。
仕事というのは、そうったクレームを未然に防いだり、求められることを事前に用意しておいたり、そこまでカツカツにしないように段取りを組んだりすることが必要なのです。
「忙しい」と言うことは、とてつもなく恥ずかしい。
ある冬の日。息子が風呂から出て、フル○ンで「うえ~、寒い、寒い」と言いながらダッシュしていました。
息子は、パンツをはく時間で立ち止まって寒い思いをするのならば、暖かいリビングまで寒くてもダッシュした方がいいと判断しました。
しかし、冷静に考えれば、ダッシュしてリビングに着くまでの時間と、立ち止まってパンツをはいて暖かくして移動する時間、寒い思いをする時間はどちらが長いでしょうか?
そう、「忙しい」と言うのを例えるならば、フル○ンで「うえ~、寒い、寒い」と言いながらダッシュする息子のようなものです。とても恥ずかしいですし、風呂から出る前にパンツを用意して、さっさとパンツを履きなさいという話です。
(例え話のレベルが低くてすみません。。)
効率を考えないというのは、単なる知的怠慢。
オトナになって、さすがにフル●ンで走る人はいませんが、「仕事」に置き換えると同じようなことをしてしまう人は多いです。
「いつも忙しい」と思うのであれば、その仕事を改善する方法を考える時間を取ることが必要です。にも関わらず、「忙しい」と言いながら、いつもと同じように業務をこなして、いつもと同じように過ごして、効率性を考えないということは、単なる怠慢です。
同じアウトプットであれば、短時間で終わらせて他のことをした方がいいことは容易に理解できます。
さらに、「自分は忙しい」と思っている時点で、他責思考になっています。なぜなら大好きなゲームをしているときに「忙しい」とは思わないはずですから。
あなたもボクと同じように「忙しい」と言いながら、フル●ンで走っていませんか?
まずは、パンツをはく時間を作りましょう。
★近況報告★
今日は、営業。夕方は会議。夜は、以前お世話になったお客様と会食。
1D1A:業務改善の大切さ。
今日も一日感謝です。