この一年で、数名の部下が退職しました。
なかなか思うようにはいかないものです。
退職の仕方。
退職する人には色々な理由があり、辞め方にもその人の価値観なるものが見えます。
退職の理由としては、前向きなものもあれば、色々な事情で止む無くというものもありますし、中には他責思考全開で身勝手だなと感じる理由もあります。
そして、辞め方にもいろいろあります。
現場にできるだけ迷惑をかけないよう事前に打診してくれたり、キチンと引き継ぎ期間を取ってくれる人もいれば、自分の都合を優先させる人もいます。
辞め方を見れば、その人の思考パターンがある程度見えてきます。
良い悪いの話ではありませんが、応援したくなる人、今の思考パターンだと次にいっても変わらないんじゃない??と感じる人がいるのは事実です。
会社にも問題がある。
退職する人を会社の都合でみると、「なんであいつは辞めるんだ!けしからん!」みたいになりがち。
しかし、退職は悪いことでもありませんし、辞める人が悪いわけではありません。
辞めるということは、会社にも何かしらの問題があるものです。
待遇であったり、雰囲気や文化であったり。
その中でも一番大きいのは、「先行きに対する不安」だと思います。
「この会社は業績が下がる一方だから、待遇も悪くなる一方。」
「ここで仕事しても、自分自身が成長できない。」
そんな将来性を見出せない現場、会社にいたくないですよね。
改善するには。
では、将来性を見出せるようにするには、どうしたら良いのでしょう?
ボクがやるとしたら、2つ。
ひとつは、透明性。
もうひとつは、良い意味での”勘違い”。
もちろん大人の事情もたくさんありますが、先が見通せるようにすべてを公開して、利己主義やセクショナリズムが生まれないような透明性を保つこと。
そして、小さくても良いので、現場のリーダーが自分たちのビジョンや将来へのワクワクを示せば、「あれ?達成できんじゃね?」みたいな”勘違い”が現場に生まれて、先行きへの不安は少なくなり、将来に向かって頑張れる土壌が生まれます。
その土壌があれば、人は定着し、成長できるのではないかと思う次第です。
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◆近況報告◆
今日は、上層部との打合せなど。