戦略は、現場の経験があってこそ実行できる。

投稿者: | 2018年5月24日

 

戦略を描くには、現場での経験がなければ無理でしょう。

戦略を描いてみる。

ビジネスでは、戦略がとても大事です。

その戦略を描くには、本やセミナーで学ぶことも大事です。

本やセミナーでは、ベストプラクティスや成功事例を知ることができます。

そして、基本的なフレームワークを使って、それなりの戦略を描けます。

事業のカラーやトーン。

しかし、学んだ通りに戦略を描いても、実際に実行できるかは別の話。

実行して成果につなげるには、様々な現場の経験がモノをいいます。

例えば、

新規事業なのか、成熟事業なのか。

戦略を実行するチームに活気があるのか、閉塞的なのか。

競合は強いのか、自分たちが優位なのか。

顕在化している市場なのか、潜在的な市場なのか。

置かれているポジションや条件によって事業のカラーやトーンは変わります。

教科書通りの戦略では、こうした現場の制約条件や事情に合わせて柔軟に組み替えることができないケースがあります。

そして、結局は絵に描いた餅で終わってしまうんですね。

現場の経験こそがモノをいう。

そうならないためには、どうしたら良いのでしょう。

一番は、いろいろな現場を経験することだと思います。

教科書のようなわかりやすい単一のパターンで乗り切るなんてことは、ほぼありません。

社内のパワーバランス、市場の複合的な要因が混在していて、常に状況は変化しています。

変化に対して、戦略の核は変えずともフレキシブルに対応していくためには、現場でのたくさんの経験を自分の血肉にできているかが勝負の分かれ目。

とは言え、現場での経験をしている最中は、なかなかシンドいわけですね。

ただ、そんな経験ができている自分は、とても有難いと感謝しています。

 

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