デジタルマーケティングと言われると、ぼんやりしています。
「まあ、デジタルを使ってマーケティングするんでしょ?」という至極当たり前のことですが、SNSでの集客やら、SEO施策やら、LPOなど個別のことを”デジタルマーケティング”として説明している人も多いんです。
ボクは最初これに違和感がありました。
デジタルマーケティングという都合の良い言葉。
デジタルマーケティングって、都合が良い言葉です。
都合が良いというのは、具体個別の施策をすべて包含する言葉だから。
SEOも、リスティングも、LPOも、MAも、SNS集客などなど、みーんなデジタルマーケティングのひとつです。
なので、よく売込みに来る会社さんは、個別の施策にも関わらず、デジタルマーケティングという言葉を多用することが多いんです。
しかし、ボクの役割は、マーケティング(=売れる仕組み、常連さん作り)であり、デジタルマーケティングはその中の手段の一つであり、さらにはSEOやリスティング、SNS集客は、さらにその下のレイヤーの手段の一つに過ぎません。
少しだけ上のレイヤーで考える。
ボクがいつも考えることは、”全体最適”です。
一番上のレイヤーでの「戦略コンセプト」を常に意識して、その中で「デジタルマーケティングをどう活用するのか?その前に、そもそもデジタルマーケティングよりも良い手段があるかもしれない。」なんてことを、無い知恵を振り絞って考えています。
その中で、やはりデジタルマーケティングを推し進めていくことは、今のところとても大切だと思います。
なので、「ECサイトの最適化、SEO施策のやり方、リスティングのやり方、SNSでの集客、O2Oで実店舗との連携方法などなど、それぞれありますが、全体として価値を最大化するためにデジタルマーケティングはどう組立てればいいの?」という順序で考えるようになりました。
まずはキーワードから。
で、そのデジタルマーケティング。
ボク自身は、どっからどうやって組立ているのか。
専門知識があるわけではないので、ムズカシイことはやっていません。
ものすごくカンタンで、誰にでもできると思います。
- 自分たちのコンセプトを決める。
- キーワードを決める。
- 共起語を洗い出す。
- キーワード毎に理想のお客様をイメージする。
- キーワードのボリュームを調べる。
- 強化するキーワードを決める。
- そこからのLPを決める。
- そのLPに紐付く商品を決める。
- その商品の競合の状況を調べる。
- 売上予算を決める。
- 客単価、CVRを仮決めする。
- 必要セッション数をはじく。
- どのチャネルでセッションを獲得するかはじく。
- 会員登録から優良会員になるシナリオを仮決めする。
- それぞれのフェーズでの施策アイデアを出して、実施する順序を決める。
といった感じです。
ひとつひとつ明確にして、ひとつひとつやっていけばいいだけなので、何も難しくありません。
さて、今日もひとつひとつ試していこうと思います。
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