マーケティングオートメーションシステムに投資しても、中身がなければ意味が無い。

投稿者: | 2018年4月30日

4月も今日で終わり。

今期、ボクにとっては大きな予算を組んでいます。

オムニチャネルなので、ECに限らず、お店、外商も含めて提供できる価値を最大化するのが仕事。

で、その予算を達成すべく日々動いていますが、なかなか思うようにはいきません。

だからこそ、おもしろいんですけどね。

最近のマーケティングオートメーションはすごい。。

その中で、メルマガの設計しています。

最近のメルマガは、マーケティングオートメーションを使って、いろんな仕掛けができるようになりました。

ホント、すごいんですよ。

A/Bテストを瞬時にやって、セグメントを自動でしてくれて、セグメント毎にタイトルとか、構成を最適化して配信し、そのアクションによって別々のシナリオが走っちゃったりできるんです。

ベンリすぎです。

なんでも出来ちゃう気がします。

でも、それを走らせるためのデータ構造や設定が、ものすごく大変ですが。。

テクノロジーばかりに目が行く違和感。

ただ、個人的には、そういうテクノロジーよりも、コンテンツが重要だと思っています。

one to oneと言われている今の時代、いろんなデータを駆使して、個人にフィットしたシナリオを走らせることに躍起になります。

その多くは、クーポンを発行したり、ポイントをつけたり、レコメンドと言われる商品を紹介したりして、購買意欲を高めるものです。

タイトルやクリエイティブを工夫して、開封率、クリック率を高めて、LPOの施策を打ったページでコンバージョンするように考えられています。

それを支えるテクノロジーがあり、それを理解し、活用するために、多くの時間とお金、人を投下するんですね。

とても理にかなっているような気もしますが、システムだけに一生懸命リソースをつぎ込むことに違和感を感じるのはボクだけでしょうか?

コンテンツへの投資。

クーポンやお買い得情報を提供して、購入につなげることも大切です。

しかし、ボクはコンセプトを大切にして、お客様の商売が繁盛するためのマーケティングのヒントをメルマガで提供することにしました。

今いる会社は、本当にたくさんの業種業態とお取引があるので、それぞれの現場でのマーケティングのヒントがわんさかあるんです。

それをひとつひとつ拾い上げて、コンテンツとして編集し、現場で取り入れてもらえるような商売繁盛のヒントを提供していく設計をしています。

実は、マーケティングオートメーションのシステム投資よりも、お客さまにとっての商売繁盛ネタの提供にリソースを割く方が重要です。

言ってみれば当たり前なんですが、「箱だけあって、中身無し」なんて状態は、全く意味がありませんからね。

 

●お知らせ●

新サービスを始めました。

【治療院・整体院の方向けのマーケティング雑談サービス】

【マーケティング雑談サービス】

*マーケティングを知りたい、はじめたい!という方のためのサービスです!

 

◆近況報告◆

今日は、息子と山を登ってきます。