#719 で、マーケティングって何?
こんにちは。コジマです。
営業から一転、通販事業(特にeコマース事業)をやることになったワタクシ。マーケティングについて、考え込んでしまいました。
「マーケティングって何なの?」
「マーケティングって何?」というと、結構な確率でそれぞれ違う答が返ってきます。ボクのまわりでいうとこんな答えが多いです。
「リサーチ」「集客」「販促」「広告」といった感じです。
マーケティングというと、その会社や部署によって変わると思いますが、今ボクのいる環境でいうと「マーケットの動向をつかんで、それに合った商品を開発し、どうやって知ってもらって、買ってもらって、決済を行うか?を考えて行動すること」といった意味合いで使われ、場面によってはその中の個別の行動をマーケティングということもあります。
つまりは、価値を創って、買ってもらって、回収までしっかりすることですね。
ちなみに、アメリカ・マーケティング協会ではこう定義しています。
”マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を創造・伝達・配達・交換するための活動であり、一連の制度、そしてプロセスである。”
あれ??
それならば、セールスと呼ばれる営業でも同じようなことをしています。お客様の価値を伝える手段が、営業が直接が伝えるのか、マスを使うのか、POPを使うのか、その手段だけが違います。
「あれ?マーケティングは、セールスを不要にする」と言われるけど、何が違うのか??
自分の考える「マーケティング」。
ボクの中では、「マーケティングを構築する」というのは「買いやすい仕組みを作る」ということにしました。
「買いやすい」という状態をつくるには、いろんな要素があります。価値を作り、必要な情報を発信し、知ってもらい、商品選択、発注、納品、回収、アフターフォローまで、一連の仕組みを構築することがボクの中での「マーケティング」とします。決して、リサーチや集客や販促、ブランディングといったその一部分を指すのではなく、その仕組み全体のことです。
一番の違いは?
セールスとマーケティングは、似て非なるものだと思います。
セールスは「売る仕組みの構築」ですが、マーケティングは「買いやすい仕組みの構築」です。
ボクは常々「どうやったら売れるか?」を考えていましたが、これからは「どうしたら買いやすいか?」を考えることになります。
営業だと、営業マンが何とかしている部分がたくさんあります。価格調整であったり、発注業務の代行であったり、納期であったり、それこそキャラで勝負したり、いろんな要素を営業マンがフォローできます。
しかし、eコマースだとそうもいきません。そのマーケティングの仕組みの中で完結する必要があります。そして、マーケティングの理想のサイクルは、知ってもらい、買ってもらい、リピートしてくれて、他の人に紹介してくれる形です。よく宣伝や広告をしていないのに行列のできるお店というのは、結果的にこういうサイクルを回しているように思います。
では、それをどうやってデザインしていくのか?
それこそがマーケティングですね。おもしろいなあ。
★近況報告★
今日は、営業、先輩とランチ、夜はミャンマーから一時帰国しているKさんとRUN仲間で食肉です。
1日1新:TOOTH TOOTHでランチ。
1D1A:在庫管理。
今日も一日感謝です。