で、マーケティングって何?

投稿者: | 2014年4月16日

 

 

#719 で、マーケティングって何?

-colored-pencils-1433982-3-m

こんにちは。コジマです。

営業から一転、通販事業(特にeコマース事業)をやることになったワタクシ。マーケティングについて、考え込んでしまいました。 

 

「マーケティングって何なの?」

「マーケティングって何?」というと、結構な確率でそれぞれ違う答が返ってきます。ボクのまわりでいうとこんな答えが多いです。

「リサーチ」「集客」「販促」「広告」といった感じです。

マーケティングというと、その会社や部署によって変わると思いますが、今ボクのいる環境でいうと「マーケットの動向をつかんで、それに合った商品を開発し、どうやって知ってもらって、買ってもらって、決済を行うか?を考えて行動すること」といった意味合いで使われ、場面によってはその中の個別の行動をマーケティングということもあります。

つまりは、価値を創って、買ってもらって、回収までしっかりすることですね。

ちなみに、アメリカ・マーケティング協会ではこう定義しています。

”マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を創造・伝達・配達・交換するための活動であり、一連の制度、そしてプロセスである。”

あれ??

それならば、セールスと呼ばれる営業でも同じようなことをしています。お客様の価値を伝える手段が、営業が直接が伝えるのか、マスを使うのか、POPを使うのか、その手段だけが違います。

「あれ?マーケティングは、セールスを不要にする」と言われるけど、何が違うのか??

 

自分の考える「マーケティング」。

ボクの中では、「マーケティングを構築する」というのは「買いやすい仕組みを作る」ということにしました。

「買いやすい」という状態をつくるには、いろんな要素があります。価値を作り、必要な情報を発信し、知ってもらい、商品選択、発注、納品、回収、アフターフォローまで、一連の仕組みを構築することがボクの中での「マーケティング」とします。決して、リサーチや集客や販促、ブランディングといったその一部分を指すのではなく、その仕組み全体のことです。

 

一番の違いは?

セールスとマーケティングは、似て非なるものだと思います。

セールスは「売る仕組みの構築」ですが、マーケティングは「買いやすい仕組みの構築」です。

ボクは常々「どうやったら売れるか?」を考えていましたが、これからは「どうしたら買いやすいか?」を考えることになります。

営業だと、営業マンが何とかしている部分がたくさんあります。価格調整であったり、発注業務の代行であったり、納期であったり、それこそキャラで勝負したり、いろんな要素を営業マンがフォローできます。

しかし、eコマースだとそうもいきません。そのマーケティングの仕組みの中で完結する必要があります。そして、マーケティングの理想のサイクルは、知ってもらい、買ってもらい、リピートしてくれて、他の人に紹介してくれる形です。よく宣伝や広告をしていないのに行列のできるお店というのは、結果的にこういうサイクルを回しているように思います。

では、それをどうやってデザインしていくのか?

それこそがマーケティングですね。おもしろいなあ。

 

 

★近況報告★

今日は、営業、先輩とランチ、夜はミャンマーから一時帰国しているKさんとRUN仲間で食肉です。

1日1新TOOTH TOOTHでランチ。

1D1A:在庫管理。

 

今日も一日感謝です。