ビジネスでは当たり前ですが、リターン(利益)見込みがない事業は、建て直さなければいけません。
利益無き事業は。
事業は、利益のために営むものではありません。
・・・が、事業は利益がなければ生きていけません。
利益は、空気みたいなものです。
空気を吸うために生きているわけではありませんが、生きるためには空気が必要というのと同じです。
なので、利益が出ない事業は対応を考えなければ、待っているのはマーケットからの退場です。
棄てる決断。
では、利益無き事業に対して、どう対応すればいいのでしょうか?
答はいたってシンプルで、2つしかありません。
・撤退するのか?
・継続するのか?
撤退するなら、影響範囲を考えて、サッサと撤退すれば良し。
将来を考えてリターンを見込んで継続するなら、どう立て直せば良いのかを考える。
そのために固定費と変動費を仕分けして、固定費を減らして、変動費が膨らむ構造ならサッサと利益が出る構造に変えるために、今のやり方を棄てることを決断する。
たったこれだけのことです。
でも、たったこれだけのことですが、これがなかなかできないんですよね。
なぜなら、そこには希望的観測や固定概念、思い入れやステークホルダーのパワーバランスなどの変数があるからです。
日々意識して決断をする。
これ、自分にも当てはまります。
「このままでは、マズいなぁ」と思うも、日々の喧騒に埋もれたり、「まだ大丈夫だろう」という意味不明な希望的観測、変化するために何かを棄てることが面倒で結局何もしない。
今なら打つ手はあるかもしれないのに、ズルズルと時間だけが過ぎて、気がついたら二進も三進もいかない状況に追い込まれる。
今までのいろんな意味での”貯金”を食いつぶしている赤字の事業と同じですよね。
自分すら変化させられないのに、たくさんの人が関わる事業を変革することなんてできません。
先日の会議で、そんなことを思った次第です。
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