利益無き事業での決断をする前に、自分を変える決断をする必要がありそう。

投稿者: | 2018年4月16日

ビジネスでは当たり前ですが、リターン(利益)見込みがない事業は、建て直さなければいけません。

利益無き事業は。

事業は、利益のために営むものではありません。

・・・が、事業は利益がなければ生きていけません。

利益は、空気みたいなものです。

空気を吸うために生きているわけではありませんが、生きるためには空気が必要というのと同じです。

なので、利益が出ない事業は対応を考えなければ、待っているのはマーケットからの退場です。

棄てる決断。

では、利益無き事業に対して、どう対応すればいいのでしょうか?

答はいたってシンプルで、2つしかありません。

・撤退するのか?

・継続するのか?

撤退するなら、影響範囲を考えて、サッサと撤退すれば良し。

将来を考えてリターンを見込んで継続するなら、どう立て直せば良いのかを考える。

そのために固定費と変動費を仕分けして、固定費を減らして、変動費が膨らむ構造ならサッサと利益が出る構造に変えるために、今のやり方を棄てることを決断する。

たったこれだけのことです。

でも、たったこれだけのことですが、これがなかなかできないんですよね。

なぜなら、そこには希望的観測や固定概念、思い入れやステークホルダーのパワーバランスなどの変数があるからです。

 

日々意識して決断をする。

これ、自分にも当てはまります。

「このままでは、マズいなぁ」と思うも、日々の喧騒に埋もれたり、「まだ大丈夫だろう」という意味不明な希望的観測、変化するために何かを棄てることが面倒で結局何もしない。

今なら打つ手はあるかもしれないのに、ズルズルと時間だけが過ぎて、気がついたら二進も三進もいかない状況に追い込まれる。

今までのいろんな意味での”貯金”を食いつぶしている赤字の事業と同じですよね。

自分すら変化させられないのに、たくさんの人が関わる事業を変革することなんてできません。

先日の会議で、そんなことを思った次第です。

 

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