#714 裏側を見るようにした方がいい。
こんにちは。コジマです。
仕事でも人でも、どこを見るかによって、問題の本質や解決策が変わります。みなさんは、いろんな事象や課題が起きた時に、どんなところを見ていますか?
あなたなら誰を採用するか?
サウスウエスト航空の採用試験を聞いたことがあります。
(確かこんな感じ。)応募者たちを一室に集めます。会社側はわざと開始時間を遅らせます。そして、スタッフが「お待たせしてしまうことになるので、もし歌を歌える人がいたら、ぜひお願いできませんか?」と。そこで、何人かは歌を歌ってくれる人が出てきます。この様子をカメラで観察されています。そう、これが実は採用試験なんですね。
きっと多くの人は、こういう状況で前に出て積極的に歌う人を採用すると思われますが、サウスウエスト航空は違います。
サウスウエスト航空が採用するのは、どんなにヘタな歌でも、暗い歌でも、その時間を笑顔で、リズムをとったり、ノリノリで盛り上げる人を採用します。
もちろん、その人が良いとか悪いではなく、自分たちの会社や事業に合うかどうかを見極めることはお互いのためですし、その基準をしっかり持っているということです。
この話を知ったきっかけは、この本。タイトルが刺激的です。
その見えている部分だけで判断していないか。
話は変わって、今、eコマースのことを必死に学んでいます。
しかし、学べば学ぶほど、その深さを知ることになります。
ボクのイメージは、eコマースのテコ入れをするというと、単純に、デザイン変更であったり、サイトの見やすさ、プロモーション強化、SEO対策など、表面的なことを考えていました。
しかし、実は、その裏側にある部分が肝になります。それは、ビジネス的側面や製作的側面、プロマネ的側面、バックヤード側面などなど、いろんな要素が絡み合っています。
まさに、eコマースと考えていたのは、ビジネスの中において、ほんの氷山の一角であり、その裏側では、考え抜いて考え抜いてビジネスをデザインする必要があることを痛感しています。自分は、表面的なところしか見ておらず、本当に浅はかでした(汗)。
その裏側がおもしろい。
採用試験もeコマースも、見えている部分の裏側には、頭に汗をかいて、いろんな工夫や考え抜かれた戦略があります。
人や仕事において、「すごい」と思う事象の部分だけを見るというのは素人です。その「すごい」は、ほんの一部分であり、その裏側には本質を見極めるための工夫や、星の数ほどの努力や失敗があることを忘れないようにしたいものです。
今、その裏側に着手するべく、いろんなことを組み合わせて、いろんな戦略を立てて、落とし込んで、やってみて、また悩んで困って、、、の繰り返しです。
営業的感覚とマーケ視点、それをベースに通販とリアル店舗、そしていろんな企業を巻き込んでいく。新しい領域でのこのゴチャゴチャ感が、かなりおもしろいです。
★近況報告★
今日は、営業に、友人とランチ。
1日1新:ハイブリッドクラウン運転。
1D1A:在庫管理表。
今日も一日感謝です。