相手に仕事をお願いするときに気をつけていること。
それは、理解度も、取り組む姿勢も全く違うことを理解することです。
人間の器が小さい自分。
仕事を部下Aくんにお願いしました。
その仕事の目的、その仕事の今後の展開、お願いする人に期待すること、アウトプットのイメージ、期限を伝えました。
お願いした後に、途中報告や相談が無いので、てっきり問題なく進んでいると思っていました。
しかし、、、期限の日。
メールで送られてきたものは、イメージしていたものとはかけ離れていていたんですね。
ボクは人間が小さいし、時間が無い中での仕事だったのにも関わらず、またゼロからやらなければいけない現実に、ついイラッとしてしまいました。。。
反省です。。
自分の怠慢なのに。
さて、ここでAくんを叱ったところで、仕事が期限に間に合うわけではありません。
重要なのは、ゴールの再設定、作業を切り分けて応援を頼み、アウトプットを作り直すこと。
そしてその後に、今後そのようなことが起こらないように、どうしたら良いかを考える必要があります。
「今後は、Aくんに仕事をお願いするときに、どうしたら良いのか?」
これが、実際はなかなかムズカシイ。
自分はキチンと説明をした上で仕事をお願いしたのに、相談してくることもないし、途中経過の報告もない。
こちらから「順調なの?」と聞けば、Aくんは「大丈夫です。」と答える。
そんな感じなので、つい「あいつはダメだ」「あいつに仕事はお願いできない」と相手のせいにしてしまいたくもなります。
しかし、それは大きな勘違い。
悪いのは、Aくんがアウトプットを出せるように依頼をしなかったボクです。
相手の気がついていないことも言語化する。
自分のお願いの仕方を考えたとき。
「それくらい、自分で調べるのは当たり前でしょ?」
「後から修正するのは手戻りが起こるから、途中でイメージ合わせをするのが当たり前でしょ?」
「依頼側が心配しないように、途中報告をするのは当たり前でしょ?」
などなど、相手に伝えていなかったボクの前提があったんです。
それでは、いけません。
しっかりと、
「これ、わかる?」と相手の理解レベルをひとつひとつ確認する。
「このタイミングで報告してね。」と報告のタイミングを事前に決める。
「アウトプットは、この要素とイメージで、A4で3枚にまとめてね。」と最終型を伝える。
こうすれば、相手との認識の齟齬が少なくなり、お互いに気持ちよく仕事ができます。
「あいつはダメだ」と考える前に、「自分の伝え方がものすごく悪い!」と考える思考習慣にしないと、おもしろい仕事は創れません。
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