#713 パクチーと減速と思い込み。
こんにちは。コジマです。
昨日は、RUN仲間でフリーランス編集者、大学の講師をやられるなどマルチにご活躍のYさんと会食。共通の友人である㈱旅と平和 代表のKyoさんこと佐谷さんが経営する「ありえない!」と言われたパクチー専門店 パクチーハウス東京にて。(ボクは、パクチーは大の苦手ですが、Kyoさんはとても好きです。)Yさん、Kyoさん、ありがとうございました!
「それ、思い込みだよ。」
昨日その店で、パクチーが大の苦手な人は、きっとボクだけだったでしょう。。みなさん、美味しそうにパクチーをムシャムシャ食べています。Kyoさんは、パクチー嫌いなボクに気を使うこともなく、パクチーをバンバン持ってきます。とにかくどんな料理にもパクチーがガッツリ使われています。
そして、Kyoさんはこう言い放つわけです。
「パクチー嫌いなのは、思い込みだよ。」
(・・・思い込み??)ボクは、この言葉に反応してしまいました。
減速すると見えるもの。
話は変わって、Yさんとのお話。
パクチーの香りに気を取られながらも、いろいろなお話を伺いました。その中で印象的であったのが、「減速して生きる」という考え方。
人は、右肩上がりが好きです。わかりやすいです。営業成績も、自分の収入も右肩上がりを目指す人が多いと思います。ボクもそうです。
しかし、あえて「上限を決める」生き方があるということを伺いました。当然、それには生きていくために最低限必要なものや、やればできるというベースがあって、その上で右肩上がりを目指さずに、減速をすることで選択肢の幅を広げるという方法です。
ボクは、今までモーレツに突き進むことを美として考えていた部分があったので、すごく新鮮に思えました。
ちなみに、それが書かれている本がこれ。(Yさんは、井ノ上さんから伺ったそうです。)
人は思い込みがほとんど。
二つの話に共通しているのは、「人は、思い込みによって生きている」ということです。
ボクは、パクチーが嫌いだと思いこんでいるから食べないし、右肩上がりが最高だと思っているから減速という選択肢はありませんでした。それは、どちらが良いとか悪いとかいうことではありません。自分が「選択肢は、ひとつ」と思い込んでいるだけで、それ故に可能性を潰してしまっていことがたくさんあるのかもしれません。
もしかしたら、世の中に美味しいパクチーがあるかもしれないし、減速することでおもしろい景色に出会うかもしれません。それは、自分の思い込みを取り払ってこそ経験できることです。
思い込みを捨ててやってみないと、何事もわからないということです。
でも、パクチーはやっぱり苦手です。
★近況報告★
今日は、終日新人と同行。
1日1新:新宿ランチ。
1D1A:在庫管理表。
今日も一日感謝です。