#711 仕事のおもしろさは、時間差アタック。
こんにちは。コジマです。
新人と同行をしていると、いろんなことを聞かれます。会社の雰囲気、給与体系、残業、かわいい子がいるか、仕事はどういうことをやっているのか、などなど。その中でよく聞かれるのがこういう質問です。
「会社の仕事で一番おもしろいことは、何ですか?」
と聞かれて、先輩社員の方々は何と答えますか?
人によっておもしろさは違うのは当たり前。
「おもしろいこと」 というのは、人によって変わってきます。当たり前ですが。
営業で売上を上げることがおもしろいという人、おもしろい企画を通すようにプレゼン資料を作るのが楽しい人、数字とにらめっこして色んなことを読み込むことが楽しい人、こだわりの商品を作るのがおもしろいと思う人、その人のおもしろさはその人が決めています。
仕事の中に人に押し付けられたようなおもしろさしかなければ、いつまでたっても主体的に仕事をおもしろくできないでしょう。
ボクもいろんな人にこの質問をしていましたが、多くの営業マンから聞くのは「お客様から感謝されること」が仕事が楽しいと思える瞬間だということでした。
では、自分はどうなんでしょう。
自分が思う仕事のおもしろさ。
ボクも営業をしているので「お客様から感謝される」という体験は何度もしていて、何度経験しても嬉しいものです。なので、仕事で一番おもしろいことというのは、「感謝されること」というのは外せません。
しかし、最近もうひとつ思うところが出てきました。
それが「正解をつくるおもしろさ。」です。
よく部下には「正解は自分で作るものだ」と自分を棚にあげて言いますが、そのプロセスが仕事で一番おもしろい部分なんです。
これは、テストで100点を取るおもしろさではないんです。自分が100点をとるテストを作ってしまって、そのテストでおもしろさです。
社会というところは、答合わせをするところではありません。学校のテストのように答が決まっていて、そのために勉強して、テストで100点を取ろうとしても、テスト自体がなかったり、出題範囲が決まっていなかったり、学校のテストのようなに丁寧に教えてくれることは、まずありません。
正解は自分で作っていいんです。そのテストも問題も自分で作っていいんです。
仕事の中で、自分が決めた答、自分が正しいと思う答を、正解にするプロセスが仕事ととも言えます。
それは、いろんなハードルがあったり、時間がかかったり、いろんな人に一時的に迷惑がかかるかもしれないし、自分だけでは難しいかもしれません。それを自分で乗り越えて、時に挫折して、正解を変えてみたり、全く違うアプローチをしたり、とそんなプロセスが一番おもしろいのだと思います。
おもしろさは、今はわからない。
ただし、そのおもしろさは、その時点はわかりません。その時点では、きっと苦しくて、辛くて、逃げたしたくなって、いろんな思いがよぎると思います。(まさにマラソンですね。)
しかし、苦しければ苦しいほど、あとから思い出し笑いのように、時間差でおもしろくなるものです。まさに時間差アタックの如し。
今の現状に不平不満を言うのではなく、ハードルの高い正解をもがいてもがいて、正解にしていくプロセスを経ることが、後のおもしろさにつながることを感覚的に知ることが、社会人一歩目として差がつくところかもしれません。
★近況報告★
今日は、終日部下と新人と同行。
1日1新:マックヨーグルトシェイク。
1D1A:在庫管理表。
今日も一日感謝です。