#710 社会人三年目の実力は週末で決まる?
こんにちは。コジマです。
「圧倒的な成果を出したい!」と考えて、考えて、考えて。いくら考えてもきっと成果は出ません。答は簡単で、行動をしていないからです。
行動しない人より行動する方が成果は出やすいことは間違いありませんが、みんなと同じような行動をしていては、きっと成果も評価も変わらないはずです。(一部の天才と呼ばれる人は別ですが。)
ボクは、社会人3年目でひとつの悩みにハマりました。3年間やったのに、何のスキルも実力も伴っていないじゃん。。。という自分が悪いだけなのに、何とも浅はかな悩みを持っていたんです。
「やっているのに成果が出ない」というのは、ただの慢心。
たまに会社の部下や後輩から、「頑張っているのに、なかなか成果が出なくて悩んでいるんです。」という相談を受けます。ボクが3、4年目の頃、低い評価でやる気もなく、同じようなことで悩みましたから、その気持ちはよくわかります。
しかし、(自分を棚にあげて、先輩風を吹かせて)言わせてもらうと、「本当にやっているの??」と聞きたいわけです。
毎日人並の時間に出社し、時に残業して、週末は自分のやりたいことに時間を割いて、また同じような一週間を過ごして「頑張っているんです」と言われても、「そりゃあ成果出ないよ」としか言えません。
「頑張っている」というのは、自分で言うことではありません。イチローが「ヒットを打つために頑張っているんです」とは言いません。プロとして当たり前のことですから。
週末の使い方で3年目の実力は決まる。
ちょっと先輩ぶって言わせてもらうと、「頑張ったと言うのはわかるけど、どれくらいの時間で、何をどうやって、それによってどういう成果が出て、自分の期待していた成果とどれくらい異なり、その原因は何だろね??」と考えてしまいます。
多くの場合は、成果も明確にしておらず、自分のできる範囲+αくらいの範囲で”頑張って”いるだけに過ぎません。
ボクは、そういう相談を受けた時に「朝も、夜も、週末も、まず1か月、仕事にすべてを費やせば、何かしら成果が変わるよ~」と言うようにしています。
人生80年と考えたら、1か月なんていうのは0.001%。
そのたった1か月の期間、限界まで負荷をかけるだけの話ですが、「いやいや、週末くらいは遊びたいですし。。。」と思われることが往々にしてあります。ボクも実際、金曜日の夜から日曜日まで遊び呆けていましたので、3年目の実力は下の下、名ばかり社会人だったので、その気持ちよくわかります。
しかし、3年目までの力は、どれだけ時間を投下したかで決まります。
簡単にホームランは打てない。
こういう問題で悩む人の多くは、成果を出すためにモチベーションを上げようとしています。
ボクの経験からいくと、これは大きな間違いで、成果が出るからモチベーションが上がるんです。
自分を棚にあげつつ、厳しい言い方をすれば、モチベーションを上げてから成果を出すために行動しようと思っているならば、きっと一生成果はでないでしょう。
成果が出ないのに、モチベーションを保つのは厳しい話です。
成果が出るまでは、ひたすら量をこなして、学び続け、成果を無理やりにでも出すしかありません。自分を追い込むくらいの負荷がかからない程度の時間だけで、何とかしよう考えているまでは、圧倒的な成果は出ないと思います。
下半身がしっかりしていないのに、簡単にホームランは打てません。
まずは、ひたすら走り込んで下半身を鍛える必要があります。効果的に鍛える方法はあるかもしれませんが、基本的には量をこなし、試合に出るチャンスをつかみ、そこで成果を出せばモチベーションが上がるはずです。
「頑張っているのに、なかなか成果が出なくて悩んでいるんです。」というのは、野球に例えると、「多少の走り込みしていますが、モチベーションが上がらなく、週末は気分転換に遊びに行き、平日もチームで決まった時間に素振りをしていますが、なかなか圧倒的な成果が出ないんです。どうしたらいいのか?」と悩んでいるだけです。
ボクは、これからもこういう人に対して「大変だろうけど、まずはだまされたと思って週末に休まないくらいの量をこなしたら。」とアドバイスします。(自分に対しても同じですね。)
★近況報告★
今日は、大型案件の打合せに、会議。
1日1新:スタバのマフィン。
1D1A:引き継ぎチェック表。
今日も一日感謝です。