何事も、「知っている」と「やっている」は大きな違いです。
そんなことを思った出来事がありました。
ポーター、コトラー、ドラッカーの三段活用。
マーケティングの仕事をしていると、「ポーター、コトラー、ドラッカーのマーケティング三段活用」が出てきます。
ラップみたいに韻を踏んでいて、覚えやすいですよね。
この三人の方々の名前を出せば、「マーケティングの入口には立てっているんだろうな~」くらいの印象は持ってもらえるハズ。
あ、「マーケティング三段活用」は、ボクが勝手に名付けているんですが。
ボクのアタマの中でのお三方の覚え方で恐縮ですが、、、
ドラッカー氏は、マネジメント発明者で「マーケティングは、セールスを不要にする。」と仰った方。
コトラー氏は、マーケティング1.0から4.0を唱えて、有名な3C分析、PEST、STPなどたくさんのフレームワークをつくった方。
ポーター氏は、5FORCE、コストリーダー、差別化、集中の基本戦略を考えられた方。
マーケティング専門家の方からすると邪道かもしれませんが、ボクは「マーケティングのフレームワークといえば、この三人の誰かが考えたんだろうな~」くらいの感じで理解していました。
「それ、違うんじゃないんですか?」
で、とある打合せのときに「コトラーの4Pで、まとめよう。」と言ったとき。
ある方が、「4Pは、コトラーではありません。なんでマーケティングをされているのに知らないんですか?」みたいなことを言われたんです。
そうなんです、4P、SWOT分析を考えたのは、正確には、このお三方ではないようですね。
すみません、ボクはアタマが良い方ではないので、知らなかったんです。。
そこを知っていても、現場は動かない。
今回の件、間違えたのは、ボクが悪く、大変申し訳ないです。
ただ、言い方は悪いかもしれませんが、ぶっちゃけ、ボクにとっては誰のフレームワークでも理論でも良いんです。
戦略というザックリしたものをわかりやすくするためにフレームワークを使って、現場のメンバーが理解できて、「よし、みんなでやろうぜ!」というカタチに落とし込むことが仕事なので。
「このフレームワークは、誰が考えたもの。」
「あの分析手法は、この人が発明したもの。」
これを知っていても、現場で使って成果につなげられなければ、知識をひけらかすだけに見えて、マイナスに作用してしまいます。
それをドンドン使い倒して、成果につなげることが大切です。
・・・ただ、発明された方に失礼なので、今後はしっかり記憶しておこうと思います。
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